【三浦】金田湾の朝採れ新鮮海鮮定食がリーズナブルに味わえる「漁火亭」

Release2025.01.20

Update2025.02.03

グルメ

お魚

アジフライ

老舗

三浦

【三浦】金田湾の朝採れ新鮮海鮮定食が リーズナブルに味わえる「漁火亭」

Release2025.01.20

Update2025.02.03

板前さんが仕入れた新鮮な食材をお刺身に

金田湾で水揚げされた新鮮な魚を使った料理を提供する「漁火亭」。

毎朝、板前さんが金田の港まで足を運び、その日に水揚げされた魚を厳選して仕入れる。中でも看板メニューのお刺身は、朝採れの新鮮さが魅力です。

「刺身定食」は、その日に水揚げされた旬の魚を贅沢に盛り合わせた一品。

この日はマグロ、タチウオ、イカ、アジ、カマスと5種類。定食で1000円、単品で700円という手頃な価格で提供されており、定食にするとご飯のおかわりは1杯無料です。

「東京から来たお客様は、この値段でこんなに新鮮な刺身が食べられるのかと驚かれます」と話す、女将の佐藤典子さん(75歳)の笑顔が印象的でした。

ご主人の遺志を継ぐ女将の思い

漁師だった亡きご主人・佐藤勉さんは「新鮮で、安くて、おいしい」という三つの信念を大切にし、値上げを極力避けながら地域に愛される店づくりに励んでいました。その遺志を受け継ぎ、典子さんは板前さんと共に店を営んでいます。

「経営的には大変なこともありますが、主人の思いを大切にしたいんです」。

店内に張られたご主人の記事からも、典子さんのご主人への思いを感じました。

女将、板前さん、スタッフの連携で続くお店

毎朝6時半に起き、夫の仏壇を綺麗にしてから店の準備に取り掛かる典子さん。

「スタッフの皆さんがいるからできることなんです」と、女将は感謝の言葉を口にします。

料理の腕が確かな板前とスタッフのみなさん、そして、おもてなしの心を持つ典子さんとの連携で、ご主人の思いは今も漁火亭に息づいているのです。

取材日 2024/09/12

あじフライ定食は1000円とこちらもリーズナブル!

奥の厨房でテキパキと働く板前さんとスタッフのみなさん。

Tシャツののれんがお店の目印。

Writerミノシマタカコ

フリーライター/Web編集。旅行や食、ホテル、ライトテック、ビジネスなど多岐にわたる分野を執筆。インタビュー多め。狛犬愛好家としても活動中。日本参道狛犬研究会会員。

関連記事

RECOMMEND

【三浦】佐藤典子さんがご主人の遺志を継ぐ
「漁火亭」のふわサクッ「アジフライ定食」

2024.10.22

【三浦】佐藤典子さんがご主人の遺志を継ぐ 「漁火亭」のふわサクッ「アジフライ定食」

【三崎】店主・荏原秀介さんの技が光る一品料理
「食房miura」のふわふわアジフライ

2025.02.05

【三崎】店主・荏原秀介さんの技が光る一品料理 「食房miura」のふわふわアジフライ

【三浦】魚を買ったらすぐ調理!
三崎の獲れたてを楽しめる「まるいち食堂」

2025.01.23

【三浦】魚を買ったらすぐ調理! 三崎の獲れたてを楽しめる「まるいち食堂」

【三浦】料理人・松原和治さんの秘伝の
タレが旨さの秘密「さかな料理まつばら」の海鮮丼

2025.01.29

【三浦】料理人・松原和治さんの秘伝の タレが旨さの秘密「さかな料理まつばら」の海鮮丼

【三浦】「うみのかみさま サイサガール」
元一流ホテルシェフ・プジャリさんのスパイスカレー

2024.12.18

【三浦】「うみのかみさま サイサガール」 元一流ホテルシェフ・プジャリさんのスパイスカレー

【三浦】創業100年の豆腐店
3代目店主・髙梨喜里さんの傑作がんもどき

2024.11.22

【三浦】創業100年の豆腐店 3代目店主・髙梨喜里さんの傑作がんもどき