ジューシーに揚がった大ぶりのフライドチキン2枚と、サクッと厚みのある大きなワッフル。
そこへ香り高いメープルシロップをとろりとかければ、スパイシーで甘じょっぱい香りが立ちのぼり、まるでアメリカにいるような気分に――。
ジューシーに揚がった大ぶりのフライドチキン2枚と、サクッと厚みのある大きなワッフル。
そこへ香り高いメープルシロップをとろりとかければ、スパイシーで甘じょっぱい香りが立ちのぼり、まるでアメリカにいるような気分に――。
「Sunny Side Kitchen」で味わえるのは、アメリカ南部で人気の「フライドチキン&ワッフル」。閑静な葉山町にある、アメリカンレストランです。
外国人客が6〜7割を占め、扉を開ければまるで異国のよう。ハンバーガーやステーキなど、素材からソースまで全て無添加で手作りされた本格アメリカ料理が並びます。オーナーでシェフの小沢充さんは、都内や横浜の人気店で経験を積み、海外料理番組なども研究し、本場仕込みの味を追求しています。
週末限定のブランチメニュー「バターミルクフライドチキン&ワッフル」と「ナッシュビルホットフライドチキン&ワッフル」は、手間を惜しまぬ仕込みで仕上げられる特別な一皿。
鶏ムネ肉は、独自ブレンドの調味液に一晩漬け込んだ後、乳酸菌で発酵させたバターミルクでマリネされます。外はカリッと香ばしく、中はしっとりジューシーに。
「バターミルクフライドチキン&ワッフル(2500円税込/フルサイズ)」は、日本では珍しいバターミルクのクリーミーでコクのある味わいと、チキンの旨みを感じる魅力の一皿です。
「ナッシュビルホットフライドチキン&ワッフル(2600円税込/フルサイズ)」は完熟唐辛子を使った特製ソースで仕上げたスパイシータイプ。
たっぷりのメープルシロップをかけると、肉のジューシーさに辛さと芳醇な甘さが絶妙に絡み合い、より旨みが高まる印象。クセになる味わいでした。
いずれも根強い人気があり、注文はほぼ半々に分かれるとか。本場の味を楽しみに、週末ごとに通う常連客も少なくありません。
「Sunny Side Kitchen」のもう一つの魅力は、その空間。扉を開けた瞬間からアメリカンな空気が漂い、店内では英語が飛び交います。
スタッフのウイリアム・サエカさんは「同じ曜日・時間に来店する常連の方も多い」と話します。
また、アレルギーや宗教などにも配慮し、食材の説明も丁寧に行っているそうです。
だからこそ、安心して通い続ける地元や外国人の常連客が絶えないのかもしれません。
小沢さんは「週末ブランチメニューは変えたくても、楽しみにしてくれる人が多くて変えられない」と笑顔で語っていました。
取材日 2025/5/3
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
Sunny Side Kitchen
住所 神奈川県三浦郡葉山町木古庭236-4
営業時間 平日11:30〜 14:00(L.O) 土日祝11:00〜15:00(L.O)
ディナー予約のみ18:00〜21:00(L.O)
定休日 月曜(祝日の際、火曜)
アクセス 横浜横須賀道路 横須賀インターから約1分
京急バス 逗子駅発衣笠行き/湘南国際村発汐入行き 池上住宅入口から徒歩10分(葉山インターサイドゴルフパーク横)
URL https://www.sunnysidekitchenhayama.com/
https://www.instagram.com/sunnysidekitchenhayama/
WriterYASU
企業で商品の企画を中心にデザイン、建築に従事してきたものづくり好き。 フリーライター、デザイナーとして体験価値を大切に業務を手がけています。 食べ歩き・猫・三浦半島の環境の満喫が日々の目標。
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