【三浦】佐藤典子さんがご主人の遺志を継ぐ「漁火亭」のふわサクッ「アジフライ定食」

Release2024.10.22

Update2024.12.12

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【三浦】佐藤典子さんがご主人の遺志を継ぐ 「漁火亭」のふわサクッ「アジフライ定食」

Release2024.10.22

Update2024.12.12

「新鮮で、安くて、おいしい」ご主人の遺志を継いだ典子さん

Tシャツで作られた愛らしいのれんをくぐると、そこはお客さんで賑わう大衆食堂。人気のお店を切り盛りしているのは、女将の佐藤典子さん(75歳)です。かつて、ここを切り盛りしていたご主人・佐藤勉さんの「お客さん第一」という遺志を引き継ぎ、定休日以外、朝から夜まで元気に働きます。

「新鮮で、安くて、おいしい。この3つを主人は大切にしてきました」と典子さん。以前は漁師だったご主人が水揚げしたお魚が並んでいましたが、今は板前さんが地元の漁港から仕入れています。朝どれの新鮮なものにこだわっているからこそ、そのおいしさには定評があるのです。

地元の新鮮な魚にこだわった「アジフライ定食」

人気メニューのひとつが、アジフライ定食。アジは金田湾でよく揚がる魚のひとつなのだとか。サイズは、その日の水揚げによって変わるため、大小さまざま。数でボリューム感を調整してくれています。

さらに、薄めに衣をまとわせて、火力が強いガスで揚げることで、短時間で中はふっくら、外はカリッとした仕上がりに。ボリュームたっぷりにみえても、重たさがないので、女性でもあっという間に平らげることができるのです。

たくさん食べる人のために、ご飯のおかわりは1杯無料

ご飯は、基本の状態でも山盛り状態。さらに、ご飯大盛りでのおかわりもOK。なのに、価格はリーズナブル。これも、亡きご主人が大切にされてきたことを引き継ぎました。

なぜご飯おかわりが1杯無料、しかも大盛りなんですか?とたずねると「お客さんには、漁師や職人さんが多いですから。たくさん食べる人のためにおかわり自由にしているんです」と、微笑む典子さん。ご主人の遺志を引き継いだ「新鮮で、安くて、おいしい」が詰まったあじフライ定食は1000円です。

取材日 2024/09/09

Tシャツののれんは、亡きご主人が発案したもの。

昼時は満席になる店内。女将さんや従業員のみなさんがテキパキと働く姿が印象的。

「板前さんや働いてくれるみなさんのおかげ」女将さんは、しきりに一緒に働くみなさんへの感謝を口にしていました。

小麦粉と卵というシンプルな材料だからこそ、アジのおいしさが引き立ちます。

Writerミノシマタカコ

フリーライター/Web編集。旅行や食、ホテル、ライトテック、ビジネスなど多岐にわたる分野を執筆。インタビュー多め。狛犬愛好家としても活動中。日本参道狛犬研究会会員。

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