【葉山】演出家・吉田シゲキさんが作る最強ダシの「益うどんDEKETACHI」

Release2025.04.13

Update2025.04.13

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【葉山】演出家・吉田シゲキさんが作る 最強ダシの「益うどんDEKETACHI」

Release2025.04.13

Update2025.04.13

「うどんを食べた人がますます発展しますように」の願いが込められた葉山の益うどん

葉山の134号線沿いに見えてくる「うどん」の看板。

時おり行列もできる、地元民からも観光客からも人気のうどん屋「DEKETACHI」です。

名物 益うどん(800円)

ハマる人続出のこの癖になるお出汁は、一等級の利尻昆布を丸一日漬けたあと、鹿児島県産の2種類の鰹節をじっくりコトコト煮出して取ります。完成までに3日かけるそうです。

甘辛いつけ汁でいただく細麺うどんは九州スタイル。最初はそのままで、後半は卓上の七味唐辛子や山椒オイルを好きに加えて食べると美味しさ2倍です。

「うどん屋」と「演出家」の二足のわらじ

お店を切り盛りするのは吉田シゲキさん。

本業はイベントプロデューサー兼演出家として、ドラマの制作や有名アーティストのイベント演出などを手がけています。

「仕事柄全国いろんなところに出張に行って美味しいものを食べる機会が多かったんですが、九州で食べた〆のうどんの美味しさに感動して。いつかこれを関東でやりたいなぁと思っていたんです。」

はじめは横浜元町でスタートし、行列のできる繁盛店に。その後葉山に拠点を移し"間借りスタイル"で再スタートを切りました。

葉山では珍しく、この美味しい出汁の噂を聞きつけた海外観光客も足を運びます。

「演出の力」で多くの人を喜ばせたいという吉田さんの思い

吉田さんは本業で大きなイベントを作るのも、ここで一杯のうどんを出すのも一緒だと言います。

「その日の天気や来てくれるお客さん、環境は常に変わる中で、最終的に来てくれた人に喜んでもらうという部分で同じだと考えています。お店のBGM選びや料理を出す時の器なども、すべては"演出"ですからね。」

日本が誇る出汁の「ウマミ」を、これからもひとりでも多くの人に届けたいという吉田さん。

「食べることが好き」という思いと、「たくさんの人に喜んでほしい」という"演出魂"から生まれた、葉山の小さなうどん屋さんです。

取材日 2025/02/25

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

メディアやSNSの影響ですっかりもうひとつの看板メニューとなったカレーうどん。出汁の効いたカレーつけ汁もまた絶品です。

葉山の居酒屋さん「ナインティーン」内で営業しています。

お品書きと、卓上の調味料。おすすめは山椒オイル!たっぷりかけて召し上がれ。

Writer大森英美

フリーアナウンサー。東京都港区出身。海のある生活に憧れて2017年に都心から葉山へ移住。自身のinstagramで葉山移住ライフを発信するインフルエンサー。趣味は釣り、山歩き、グルメとお酒。

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