荒井さんご夫婦が笑顔で迎えてくれる量り売りオリーブオイルの店「ル・ボスケ」

Release2024.10.04

Update2024.10.09

食材

お買い物

三浦

荒井さんご夫婦が笑顔で迎えてくれる 量り売りオリーブオイルの店「ル・ボスケ」

Release2024.10.04

Update2024.10.09

夫婦で支え合うかけがえのない空間

住宅街にひっそりと佇む、量り売りオリーブオイルのお店「ル・ボスケ」。迎えてくれたのはオーナーの荒井喜一さんと奥様の広美さん、そしてエリーちゃん(プードル)と甲斐太くん(甲斐犬)の2匹のワンちゃん。一歩入ると温かな空気に包まれるル・ボスケの店内。軽やかな声掛けで迎え入れてくれるご夫婦の柔らかい人柄に和んでしまいそうになりますが、お店のもうひとりの主人公はオリーブオイル。

「ル・ボスケ」のオリーブオイルを求めて、地元はもちろん、遠方からも多くのお客様が訪れます。「ル・ボスケ」は経営コンサルタントをされていた喜一さんが定年後、オイルの通信販売を行っている会社のアンテナショップをやってみないか、と誘われたのが創業のきっかけでした。健康面からオリーブオイルに興味を持っていた広美さんがサポート。夫婦二人三脚でお店を切り盛りされています。

創業当初の寂しい時期を経てジワジワと地元の定番に

最初から順風満帆だったというわけではありません。最初は「住宅街でしたしお客さんは少なかったですよ」と喜一さん。広美さんも「自宅だから、とあまり気にせずにやっていましたが、少し寂しいときもありましたね」と言います。それでも少しずつ、地元にお客様が増え、広がりを見せていきました。

そんなお店の特色のひとつでもあるのが量り売りです。エコの視点から広美さんは使ったあとの容器をそのまま捨てることに疑問を持っていました。「持ってきていただいた容器に入れるスタンスが昔から好きだったんです。なくなったら容器を持ってやってくる。うちは樽からオリーブオイルを入れる。それがル・ボスケのスタイルでした」。

この秋、味わいたいイタリア産の逸品

「ル・ボスケ」にあるオリーブオイルは約25種類ほど。その中からひとつ、この秋にオススメのオリーブオイルを選んでいただきました。それがイタリア産の「クアトロチョッキ オリヴァストロ」(3200円/250ml)です。

濃厚でフルーティーさもありつつ、オリーブの苦みが味を引き立てます。辛みがあるのが好きという方には特におすすめ。「シンプルに野菜にかけていただくだけでも美味しいですよ」とのこと。旬の野菜とぜひ合わせてみたいものですね。もちろん量り売りでも購入可能で、100mlで1200円です。

取材日 2024/09/06

オリーブオイルはイタリアやスペインから直輸入。それらを横須賀の窯元にオーダーしたオリジナル樽に移し、量り売りをしています。

本当に身体に良いものを、と日々高品質なオリーブオイルを探し求めている。

Writerふくだりょうこ

大阪府出身、神奈川県の盆地住まいのライター。ゲームシナリオのほか、インタビュー、エッセイ、コラム記事などを執筆。読書とカメラ、うさぎが好き。

関連記事

RECOMMEND

スズキヤ店長・久保稔さんイチオシ。
選ぶのに迷うご当地ドレッシング

2024.10.08

スズキヤ店長・久保稔さんイチオシ。 選ぶのに迷うご当地ドレッシング

創業110年「横須賀松坂屋」松井義昌さんが作る
世界が認めたベーコン

2024.10.07

創業110年「横須賀松坂屋」松井義昌さんが作る 世界が認めたベーコン

本場ロンドンの味をマグロで再現した
石橋悠さんのフィッシュ&チップス

2024.10.04

本場ロンドンの味をマグロで再現した 石橋悠さんのフィッシュ&チップス

「三浦ブルワリー」小松哲也さんが
手絞りで作るフルーツビール

2024.10.04

「三浦ブルワリー」小松哲也さんが 手絞りで作るフルーツビール

元DJ蔭山充洋さんが自家製小麦で作る
「充麦」の「全粒粉あんぱん」

2024.10.04

元DJ蔭山充洋さんが自家製小麦で作る 「充麦」の「全粒粉あんぱん」

飯田さんご夫婦が手塩に掛けた
野菜と出会える逗子生産直売所

2024.10.04

飯田さんご夫婦が手塩に掛けた 野菜と出会える逗子生産直売所