【逗子】「在 aru」の隠れた人気おやつ!スパイスが香るザクほろ食感の手作りクッキー

Release2025.12.08

Update2025.12.08

【逗子】「在 aru」の隠れた人気おやつ!スパイスが香るザクほろ食感の手作りクッキー

Release2025.12.08

Update2025.12.08

2024年10月に逗子の住宅街にオープンしたカフェ「在 aru」。

アパレルやフラワーショップ、大工など多彩な経歴をもつ髙沢隆児さんが、自身の理想をかたちにしたリラックス空間です。

テイクアウト限定の手作りクッキーは、もともとは自分のおやつとして焼いていたもので、食感とスパイスの風味が特徴的な仕上がりになっています。

ザクザクとしっとり。2種類の食感とあじわいの自家製クッキー

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2024年10月、逗子の住宅街にオープンしたカフェ「在 aru」。

店内でゆっくりと美味しいスイーツやコーヒーを味わえますが、テイクアウト用のクッキーもぜひ味わっていただきたい逸品です。

店主の髙沢隆児さんが昔から自分用に焼いていたクッキーを商品化。ハードな食感の「ココア山椒クッキー」(250円)と、しっとり系の「スパイスクッキー」(250円)を購入してみました。

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店内のかわいい什器は髙沢さんが所有していたもの。

「お店をオープンさせるにあたって、ほとんど自宅で使用していた家具を使っています。大工の経験を活かして床やテーブル、ベンチも作りました。カフェの店長をしていたこともあって、ここをオープンするときは自分の好きなメニューを販売しようと思いました。

このクッキーも昔から自分のおやつとして焼いていたものなんです。スパイスが好きなのですが、ココアと山椒が合うんですよ」とお話してくれました。

ココア山椒クッキーにはマシュマロが、スパイスクッキーにはチョコチャンクと塩味がアクセントとなっていて、一口の食感の中にもバリエーションが生きています。

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緑の中を進むと現れる隠れ家的空間

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「在 aru」はひっそりとした住宅街の路地を進むと現れます。店舗は通路の奥にあり、初見では見つけにくいかもしれません。ただそこが良いですよね。

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店内は柔らかい光が射し込み、まったりと過ごせる空間です。石膏像もすてきなアクセント。特にコーヒーは髙沢さんがカフェを始めるにあたり、最初から決めていたという「堀口珈琲」の豆を仕入れています。

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「はじめて堀口珈琲さんのコーヒーを飲んだときに衝撃を受けました。深煎りなのになんだか甘味も感じられることに驚いて。自分でカフェをやるなら絶対堀口珈琲さんの豆と決めていました。

その中でも一番深煎りのものをお出していますが、飲みやすさに驚いていただけると思います」

「アイスコーヒー」(500円)を注文してみたところ、最初にインパクトがありますが、後味のフワッと抜ける飲みやすさに驚きを感じます。

「嫌な苦味ではないので、深煎りは苦手だけどこれなら飲めるというお客様もいらっしゃいます」とのこと。訪れた際にはぜひ味わってほしいコーヒーです。

幼少期からの経験がすべてカフェに集約

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髙沢さんは幼少期、お母さんが手作りでお菓子を作ってくれていたとのこと。

「あまり既製品というかスーパーでお菓子を買う、みたいなことをしない家庭で、うちに材料があるから何か焼こうかっていう感じだったので、自然とカフェの仕事には通ずるものがありましたね。

大人になって、様々な経験を経てから家業の工務店を手伝うことになって大工を始めましたが、逗子に来てその経験を活かして自分のカフェもDIYで作ることができましたし、その前の京都のカフェでの店長経験も今のお店作りに活かされてます」

関西出身の髙沢さんは、人生を大きく変えるべく逗子に移住してきました。

「前職のつながりでこの物件を紹介していただき、多くの地元の人ともつながりを持てました。素敵なお店もたくさんあって文化的なものも逗子にはあります。近所の奥様方もパワフルな方ばかりで、気にかけていただいて。ありがたいですね」と、地域の関わり方も常に成長しているとのことでした。

取材日 2025/8/18

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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カトラリーを揃えている時、フランスの銀器メーカー「クリストフル」のヴィンテージのアイテムに「AR」の刻印が彫られているのを発見。店名の「在 aru」との親和性に購入を決めたそう。

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庭のボタニカルも髙沢さんの手によるもの。

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「グラノーラパンケーキ」(1,100円)は米粉を使った生地と自家製のグラノーラを合わせスパイスが薫る仕上がりに。

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自家製グラノーラは3種類のフレーバー。内容量違いのものもあり、お試しサイズもあります。

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気候の良い時季には前庭にテーブルと椅子がでます。

Writer赤坂太一

東京と福岡の2拠点生活をしている編集者・ライター。デジタルガジェットとクルマなどの乗り物が好物。マニアックな世界を一般向けに翻訳するコンテンツ制作が得意。

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