辰年を幸運で締めくくる。「三浦半島神仏巡礼 龍玉(りゅうたま)」

Release2024.11.04

Update2024.11.04

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辰年を幸運で締めくくる。 「三浦半島神仏巡礼 龍玉(りゅうたま)」

Release2024.11.04

Update2024.11.04

辰年を締めくくる。三浦半島の社寺を「龍玉」で巡る

横須賀市芦名にある浄楽寺は、鎌倉時代の武士・和田義盛ゆかりの寺院として知られています。こちらでは、仏像彫刻体験や郵便の父・前島密にちなんだ感謝の手紙・はがき体験など、独自の体験プログラムを提供しており、地域の歴史と文化を体感できる場所です。

そんな様々な企画を実施する浄楽寺が参加している、2024年限定の企画が「龍玉(りゅうたま)めぐり」。三浦半島の6つの社寺を巡り、各社寺で龍にゆかりのある場所を参拝し、龍玉を集めるというもの。すべてを巡ると、最後に「満貫玉」という特別な玉をいただくことができます。

そのなかでも辰年限定の「「三浦半島神仏巡礼 龍玉(りゅうたま)」」は、三浦半島の豊かな歴史と文化を背景に、現代的な要素を取り入れた新しい観光の形。大願成就と三浦半島巡りがともに叶えられる企画となっています。龍玉/満貫玉は、それぞれ1つ1,000円〜です。

龍の形をしている三浦半島だからこそ生まれた企画

浄楽寺副住職の土川憲弥さんに企画が生まれた経緯を伺うと、「三浦半島の形は、天から降りてきた龍の形をしており、いわば『三浦龍神半島』と言えます。また、古くから各所に龍の伝承が残っており、龍を祀り、その加護を祈ってきた歴史があるのです」とのこと。古くより神仏習合だった日本独自の文化もひとつの由来となり、現在の形に発展しました。

「三浦半島神仏巡礼 龍玉(りゅうたま)」に参加しているのは、浄楽寺のほか、海南神社、福泉寺、西叶神社、森戸大明神、長運寺。各社寺で「龍玉」という宝玉と房を授かり、最後に訪れた神社で7つ目の「満貫玉」を頂くことで完成します。

「お寺は地域のハブ」豊かな文化体験プログラムを展開する浄楽寺

「「三浦半島神仏巡礼 龍玉(りゅうたま)」」だけでなく、他では出合えない様々な企画を生みだしている土川副住職。元々は飲食業界で活躍していた経歴の持ち主です。20代で仏門に入り、現在は寺院の運営と並行して、地域振興や文化事業にも積極的に取り組んでいます。「お寺は地域のハブとして機能すべき」という考えのもと、様々な文化体験プログラムを展開し、地域の活性化に貢献しています。

今回のイベントについて、土川副住職は次のように話していました。

「最後に『満貫玉』という特別な玉をお渡しするのは、『あなたの願い事や思いが、しっかりと神様や仏様に届きましたよ』という証しなんです。私たちは、三浦半島へ来てくださったお参りの方々に、そのことをきちんと伝える責任があると考えています」。

取材日 2024/09/12

全ての龍玉と満貫玉が合わさった完成形。龍玉/満貫玉は、それぞれ1つ1,000円〜。

彫像修行(仏像彫刻体験)といった体験メニューも。20,000円(拝観料込)、所要時間は約150分(彫像修行120分+拝観案内30分)。2025年6月頃の再開を予定されているとのこと。

浄楽寺外観。落ち着いた雰囲気のお寺です。

Writerミノシマタカコ

フリーライター/Web編集。旅行や食、ホテル、ライトテック、ビジネスなど多岐にわたる分野を執筆。インタビュー多め。狛犬愛好家としても活動中。日本参道狛犬研究会会員。

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