【久里浜】老舗「ひさご寿司」で味わう職人技の「ランチにぎり」〜親子で守る味と想い

Release2025.10.27

Update2025.10.27

【久里浜】老舗「ひさご寿司」で味わう職人技の「ランチにぎり」〜親子で守る味と想い

Release2025.10.27

Update2025.10.27

京急久里浜駅近くの「ひさご寿司」は、三浦半島の恵みと職人の心意気が詰まった42年続くお店です。

ネタの新鮮さと板前たちの確かな技術で提供される「ランチにぎり」は、間違いのない人気メニュー。

2つのつけ場に刻まれた歴史と、親子で受け継ぐ情熱、多様な職人とスタッフの意欲が、久里浜の街に今日も幸せを運んでいます。

三浦の恵みを握る、幸せランチ寿司

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「ひさご寿司」は横須賀市久里浜を代表するお寿司屋さんといっても過言ではありません。

お昼の定番、「ランチにぎりA」は、8貫、巻物1本、お椀、茶碗蒸しという内容で1,255円と、リーズナブルさが際立ちます。

ちなみに「ランチにぎりB」は巻物が無い代わりに寿司が10貫となります。(大盛は12貫、巻物1本、お椀、茶碗蒸しで1,537円)。

代表取締役の松原義則さんは「お寿司はもちろん、茶碗蒸しやお椀にも注目してほしい」といいます。ちなみにお椀は日替わりで変わります。

「茶碗蒸しは企業秘密なんですが、卵を多めにして出汁を濃くすることにこだわっています。ランチにぎりだけでも話したい工夫がたくさんあるんです」

そのひとつが"盛り付け”です。通常、巻物は奥側に配置するものと思っていましたが……。

「そうでしょう? でもお客さんを見ていると巻物から食べる人が多い。だったら手前に置いたほうが食べやすい。そこに気付いて見直しました」

提供スピードやネタの新鮮さ、仕込みの丁寧さ、そして出汁の聞いた汁物と茶碗蒸しに、心が満たされました。初めて訪れる人はこのランチにぎりを注文すれば間違いありません。

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本店の2つの"つけ場”に宿る42年の物語

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「ひさご寿司」は本店の他、同じ久里浜に「第二ひさご寿司」、横須賀中央に「ひさご寿司魚の館」と、多店舗展開をしています。

この本店には不思議なところがあります。カウンター(つけ場)が2箇所あるのです。義則さんが横須賀市久里浜に「ひさご寿司」を構えたのは42年前。

「本店は入り口がふたつあります。駅近くの路地から入るほうが、最初の本店。それからお隣を買い取って改築して今の形になりました。だから本店には最初のつけ場と新しいつけ場のふたつがある。私は最初のつけ場にいつも立っています。現場主義なんでね」

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父から息子たちへ 〜受け継がれる寿司への熱意

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松原義則さんのご両親はラーメン屋を営んでいらっしゃいました。

若い義則さんは、ある日寿司屋のチラシを目にして驚きました。

「寿司桶に盛られた寿司がなんともキレイだったんです」この瞬間がひさご寿司のはじまりとなります。

現在、ひさご寿司には多くの職人とスタッフが働いています。もっとも若い職人さんは18歳、上は60代と層の厚さがこのお店の特長です。70代の義則さんが最年長。

「本店を改装したとき、父親が見に来たんです。お客さんは古い内装が好きなんだから変えるのはもったいない、というんですね。でも私の考えは違うんです。働く人は新しくてキレイなお店で働きたいですよね。働きたくなるような場所にしたかったんですよ」

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その想いは次世代の息子さんたちに引き継がれようとしています。長男の健太郎さんは常務、次男は本店の店長を務めます。

「息子たちが継ぐと決めてくれて、本当にうれしいです。私も体力が続く限り、つけ場に立ちますよ」

取材日 2025/8/20

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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豪華な「板前おまかせにぎり」(2,630円)。店長がその日の朝に決めた10貫が揃います。

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「地ダコ刺」(780円)。横須賀で取れる地ダコは身の柔らかさで全国的に知られています。かつては会社帰りのサラリーマンが夕方6時に来店することを見越して「5時茹で」で準備されていました。通年食べられる定番メニューです。

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「三浦サザエ」(650円)。三浦半島で獲れるサザエは、激しい海流に揉まれているため身が厚く美味。

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「地アジ刺」(780円)。三浦半島の食文化を支えるのがアジ。獲れたてピチピチのアジの刺身はもちろん最高です。

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本店のもうひとつの入り口。京急久里浜駅から高架沿いにあります。

Writerしゅんどう

三浦半島在住。「カピバラ写真展」をよこすかポートマーケット、ソレイユの丘などで開催し、自身はカピバラ紙粘土の造形、カピバラ絵本制作を行っている。

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