【三浦】「うみのかみさま サイサガール」元一流ホテルシェフ・プジャリさんのスパイスカレー

Release2024.12.18

Update2024.12.18

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【三浦】「うみのかみさま サイサガール」 元一流ホテルシェフ・プジャリさんのスパイスカレー

Release2024.12.18

Update2024.12.18

サイサガール=海の神様だけど……ひらがなも追加

三浦海岸駅からほど近く、南インド料理を謳う小さな店があります。名前は「うみのかみさま サイサガール」。

サイサガール(SAI SAGAR)とはインドの海の神さまを指します。常連客から「わかりづらいから日本語もつけた方が良いよ」とアドバイスされ「うみのかみさま」を店名に追加したそうです。

一番人気は「バターチキン」カレー(カレーランチ1,000円~)

一番人気は「バターチキン」(カレーランチ1,000円~)。子どもからお年寄りまで幅広い年代の方の口に合う、クリーミーでマイルドな味わいです。カレーは作り置きしておらず、注文のたびに野菜をカットするところから始まります。ワンオペなので混雑時は時間がかかることもありますが、待つ甲斐のある味です。

カレーは良質なスパイスが大事、というプジャリさん。横須賀や東京の新大久保などに足を運び、買いつけているそうです。縦笛のようなビッグサイズのシナモンを見せていただき、ビックリ。

三浦海岸はインドの港町・ムンバイに似ている

オーナーシェフのPOOJARI PRAKASH SUNDARAさんは、常連客からは「プジャリさん」と呼ばれています。

南インドのアラビア海に面した港町・マンガロール出身で、フォーシーズンズ ホテル ムンバイなど一流ホテルのシェフを経て、2005年に大阪のインド料理店にシェフとして迎えられ来日しました。東京や神奈川・綾瀬市などでシェフを務めた後、2018年7月に同店をオープン。

三浦海岸に近い場所を選んだ理由は、「海が近くて、自然に囲まれていて、魚も野菜も豊富。港町のムンバイに似ています」と話します。

ホワイトボードに書かれた本格・南インド料理にも注目

一流ホテルでシェフを務めた経験を活かして、本格的な南インド料理も手掛けます。三崎に本社を構える鈴木水産で仕入れた新鮮な魚のフライなどを使った不定期メニューが書かれている、ホワイトボードの「Special Menu」にも注目です。

「三崎の海の幸や野菜を使う、南インドスペシャルディナーコースは電話で予約してください」とプジャリさん。コース料理は1名3,500円(予約は2~8名まで)です。

取材日 2024/11/26

好きなカレー+ナン1枚で600円のテイクアウトメニューも。

メニューは壁に張り出され、テーブルを広く使えます。

炭火焼きのナンは注文を受けてから焼いてくれました。

Writer田辺 紫

神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドをつとめる。「横浜ウォッチャー」として、見て、聞いて、撮って、食べて、実際に体験した横浜情報を発信。

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