焼き菓子工房の誕生 スーパー「SUZUKIYA」店長久保稔さんの本気

Release2024.10.30

Update2024.10.30

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焼き菓子工房の誕生  スーパー「SUZUKIYA」店長久保稔さんの本気

Release2024.10.30

Update2024.10.30

「お客様に喜んでもらいたい」気持ちが棚にあふれているスーパー「SUZUKIYA」

SUZUKIYA(スズキヤ)は創業120年を迎える神奈川県の老舗スーパー。県内で、11店舗を展開しています。逗子駅前店店長の久保稔さん曰く「生活を支えるものから、ちょっといい贈り物もの」まで並ぶ、独自の品揃えが特徴。スタッフの「おいしいもの好き」が活かされた商品提案やプライベートブランドの開発が強みです。

究極のプライベートブランド。お惣菜スタッフのつくる焼き菓子

売り場にSUZUKIYAの新しいオリジナルブランド製品が並ぶようになったきっかけは、お菓子作りが好きなスタッフからの差し入れ。あまりにハイクオリティなお菓子だったため、バイヤーが製品化するよう推薦しました。今ではきちんと工房を作って、逗子駅前店のみならず、SUZUKIYAの一部店舗にも展開しています。

お菓子を作っているのは、専門の知識をしっかりと習得されている方。久保店長曰く、「焼き菓子を作っている方は、実直で人が嫌がるような仕事もしっかりこなしてくれるような性格」とのこと。今もお菓子の工房をやりながら、お惣菜のスタッフも続けており、バイヤーと相談しながら製品のアップデートもこまめに行われていると言います。

取材時のラインナップは、ショートブレッド(200円)やガレット(200円)、パウンドケーキ(200円)など8種類が棚に並んでいました。どれも自分たちのおやつにも、ちょっとした手土産としてもぴったり。まさに「生活を支えるものから、ちょっといい贈り物まで」というSUZUKIYAの品揃えを体現したかのような商品です。

焼き菓子をおいしいまま届けたい レジサービスも魅力

また、SUZUKIYA逗子駅前店では、購入した製品の袋詰めサービスを提供しています。あるお客さまが、夏季限定のレモンケーキ(200円)を購入した際、スタッフは「上のチョコが溶けてしまうので保冷剤を付けます」といった心遣いを見せてくれることも。レジ担当者は商品を熟知し、おいしい状態で持ち帰ってもらうことを大切にしているようです。

「どのスタッフにも共通しているのはお客様に喜んでもらいたいという思いが強いことなんです」と久保店長も話します。

「スタッフはSUZUKIYAのプライドを持って働き、商品に自信を持ってお客さまに届けたいと思っています」。おいしい焼き菓子は単品売りのほか、「4種の焼き菓子ギフト」(800円)なども用意されています。

取材日 2024/09/09

スタッフの手作りが店名を冠したオリジナルブランド商品として販売されています。

プライベートブランドも充実。

広々とした店内にひしめくアイテム。お買い物が楽しくなるスーパーマーケット。

Writer榎本あさみ

フリーライター。湘南在住。健康スポーツ業界、フィットネス専門誌編集部を経て独立。旅行先、出張先でスーパーに行って見廻りたい。衣食住全般・ピラティスが好き。

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