【三崎】釣り女子が仕入れる海鮮丼!「漁師のいえ 紫季」の毎週変わる10種盛りの紫季丼

Release2025.11.10

Update2025.11.10

【三崎】釣り女子が仕入れる海鮮丼!「漁師のいえ 紫季」の毎週変わる10種盛りの紫季丼

Release2025.11.10

Update2025.11.10

三崎漁港を一望できる絶景の食堂「漁師のいえ 紫季」。

釣り歴10年の女将・宮川由美さんが、釣り仲間の協力を得て開業した鮮魚自慢のお店です。

土日祝限定の「紫季丼」は、宮川さんがこだわり抜いた旬の海の幸が週替わりで何度も堪能できる人気メニューです。

迫力の10種盛り。刺身がどんと盛り付けられた「紫季丼」は土日祝日の限定販売

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三崎港からすぐ、鮮やかなパープルの外壁が目印の「漁師のいえ 紫季(しき)」。採れたての鮮魚が味わえるお店としてオープン当初から人気を博しています。

土日祝限定の「紫季丼」(2,800円)は、8〜10種の刺身が乗った丼に、あら汁、小鉢、漬物、ソフトドリンクがついた魚尽くしのセットです。お刺身はネタが毎週変わるので何度でも楽しめます!

この日は「昨日釣ったばかりの太刀魚、クロムツ、カイワリ、イサキ、ハナダイ、マグロ、地ダコ、ホラ貝ですね」と、女将の宮川由美さんが教えてくれました。

太刀魚の味の濃さに「釣った魚を自分ですぐに締めています」と新鮮さにこだわりを感じました。

「あら汁は毎日作ります。日によって3〜4種類使うこともあります。小鉢も酢の物や南蛮漬け、あるいは三浦の野菜を煮たものと、毎回違うので何度も楽しんでいただけると思います」

いつ来ても、そのときの旬の鮮魚を堪能できるのが紫季丼の魅力です。

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紫色が目印。釣り仲間が集まってできた鮮魚が売りのお店

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「紫季」は漁港から坂を上がったところにある紫色の外壁が目印。

店内に入ってすぐの階段を上るとイートインスペースへ。大きな窓から三崎港を一望できます。

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「知り合いが『由美さん=紫で、お店は四季折々の魚を出す店ですよね、だから紫に季節の季で"紫季”がいいんじゃないですか』って言ってくれたんです。『すごくいいじゃん!』 って即決定でしたね。釣り友達が来てくれて壁を塗ったり外壁に絵を描いたりしてくれて」

多くの釣り仲間で作り上げたお店であることがよくわかります。

「ここなら市場で採れた魚を、自分の眼で見て確かなものが仕入れられます。珍しい魚や、ときには幻の魚を提供できるときも。それがこの場所を選んだ理由でもあります」

ネイル好きが昂じてネイリストに。釣り好きが昂じて……

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宮川由美さんは幼稚園のときに三崎に引っ越してきました。

「何事にも熱中してしまうんです」

高校一年生の頃にネイルに開眼。当時まだほとんどなかったネイルサロンに通いはじめ、ネイリストとして就職します。そこから2年後に独立。出張ネイリストとして24年間を過ごしました。

「釣りにハマったのは10年前からです。みんな釣れているのに私だけが釣れない。くやしい! というのがきっかけでした」

由美さんがハマったのは特に難しいと言われるカワハギ釣り。漁師の旦那さんともそこで知り合いました。

「毎日釣りに行ってInstagramに投稿する日々。コンテストに挑戦し続けて、4年前、剣崎大会で優勝したんです。トロフィーをもらってようやく満足できた感じがします」

もともと釣りと料理が好きだった由美さんは、ネイリストの次の職業として三崎での飲食店を選びました。

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「良いお魚が釣れる情報が入れば、私が自分で釣りに行く場合もありますので、定休日の変更などの営業情報をインスタや電話で確認していただければ、良いお魚の情報がいち早くお知らせできます」

一期一会の鮮魚を味わいたい人は由美さんの目利きが光る「紫季」がおすすめなのです。

取材日 2025/9/3

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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駐車場の向こうに三崎港が見えるカウンター席。海を感じながら食事を楽しめます。

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毎日、違う鮮魚3種類で提供している「ミックスフライ定食」(1,800円)。

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宮川由美さんとスタッフの立川愛美さん。

Writer深川岳志

フリーライター。兵庫県生まれ、東京都杉並区在住。IT入門系のほか、取材もの全般。ライトノベルの校正も手掛ける。ふだんは小説ばかり読んでいる。著作は「プログラマの秘密」「プログラマの憂鬱」ほか。

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