【横須賀】横須賀野菜のおいしさをシンプルな料理で レストラン「カギロイ」

Release2025.02.04

Update2025.02.04

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【横須賀】横須賀野菜のおいしさを シンプルな料理で レストラン「カギロイ」

Release2025.02.04

Update2025.02.04

地元の野菜だからこそ味わえる「濃いおいしさ」

京急線・汐入駅から徒歩2分の場所にある創作料理レストラン「カギロイ」。

まだ仕込みの時間帯にお伺いすると、カウンターには色とりどりの野菜がズラリと並んでいました。

「朝から市場に行って買ってきたものなんです」と手を動かしながらも笑顔で答えてくださったのはオーナーの松田一希さん。

訪れる人がほぼ注文する「横須賀野菜のオリーブオイル焼き」(1,100円)。「横須賀野菜」といっても季節によってその種類はさまざま。この日はピーマン、ミニトマト、サツマイモ、カリフラワー、白菜、青梗菜、インゲン、スティックブロッコリー、ニンジンです。

一口頬張ると、野菜そのものの濃い味わいが口の中に広がります。その香りの高さにもびっくり!夏はトマトやナス、カボチャやズッキーニなどに入れ替わり、いつ訪れても横須賀野菜の濃厚さを味わえます。

地元の人にも、観光客にも愛されるお店

駅前からアーケードの途中にある「カギロイ」。

雰囲気のある外観ですが、店内も含め松田さんのお友だちの工務店と、飲食店の仲間で改装をしたのだそう。

「好きだったモチーフもあったりしてね。みんなでやって楽しかったですよ」と当時を振り返ります。

店内はカウンター席とテーブル席がふたつ。観光で訪れる人もいれば、もちろん地元の人たちも。お伺いした時期は年末だったということもあり、近所の飲食店の集まりや、職場の忘年会などの予約も多く入っている時期でした。

初めて出会う食材たちに気づかされた料理のおもしろさ

「カギロイ」は今年で20周年。

前職から居酒屋で働いていた松田さんですが、「当時はね、あんまり……あんまりな料理人だったんですよ(笑)」と苦笑い。

「カギロイ」を始めて、地元の野菜や魚に触れるようになって、知らない食材がたくさんあることに気がついたと語ります。

「知り合った安田養鶏場のお母さんにどうやって食べたらいいの? って聞いたら焼いたらいいんじゃないの、って。言われた通り焼いて食べたら本当においしくて。なんだこれは!って衝撃でしたね。実際に作っている農家の人たちから熱い思いを聞くと、それを食べる人にも伝えたくなります」。

足繁く市場や農家に足を運びできた絆。松田さんの料理を通じて、おいしさを広げてきたことが良く理解できました。

取材日 2024/11/25

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

味付けはオリーブオイルと塩、ととってもシンプル。

里芋のもちっとコロッケ(2個 ¥680)

日本のぶどうを使った日本ワインを揃えています。

Writerふくだりょうこ

大阪府出身、神奈川県の盆地住まいのライター。ゲームシナリオのほか、インタビュー、エッセイ、コラム記事などを執筆。読書とカメラ、うさぎが好き。

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