ドブ板通りの新聖地!スーベニアショップ「ICHI」が提案する、唯一無二の“未来のヴィンテージ”

Release2026.03.19

Update2026.03.19

ドブ板通りの新聖地!スーベニアショップ「ICHI」が提案する、唯一無二の“未来のヴィンテージ”

Release2026.03.19

Update2026.03.19

旅先で、ふと立ち寄った土産物店。そこで出会った一品が、何年経っても心の中で輝き続けるーそんな経験はありませんか。スカジャン柄デザイナー横地広海知さんは、2025年11月にスーベニアショップ「ICHI 横須賀本店」をオープンしました。

思わず“爆買い”したくなる、高揚感あふれる店内

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戦後、在日米海軍基地が置かれた横須賀。基地の外で買い物や食事を楽しめる場所として栄えたのが、ドブ板通りでした。当時の米兵たちは、家族や恋人へのお土産、休暇の記念になるアイテム、仲間内で話題になる一点ものを求めて、この通りを歩きました。その中で生まれた代表的な存在が、スカジャンです。

「ICHI 横須賀本店」の店内は、まるで当時の情景を切り取ったかのよう。帰国を目前に控えた米兵が、思い出をかき集めるように土産物を選んでいる——そんな光景が自然と浮かんできます。海外のロッカールームを思わせる重厚なロッカー風の棚、重機のようなディスプレイ。限られた空間にぎっしりと並ぶ商品たちは、宝探しのような高揚感を呼び起こします。

布に染み込んだ時代の息づかい。一着一着が「生きてきた」証

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店内に並ぶのは、第二次世界大戦直後に生まれた、軍服をペイントでカスタムしたスーベニアジャケットや、メルトン生地の毛布をシャツの形に仕立てた、スカジャン以前のオーダージャケット。どの一着にも、当時の空気や人の気配が、そのまま布に染み込んでいるようです。「古い」のではなく、「生きてきた」服。その存在感が、静かに胸に響きます。オーダースカジャン(デザイン料+刺繍代150,000円〜)の制作相談も受け付けており、時間をかけて「自分だけの一着」を育てていく楽しみも味わえます。

日常に溶け込む「寄り添う虎」の表情

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スカジャンを象徴する虎のモチーフは、横地広海知さんの手によって描かれています。

その虎は、勇ましさの中に、どこかあたたかさを感じさせる表情をしています。そのデザインは、クッションやマフラー、タオルといった日用品にも落とし込まれ、特別な存在ではなく、日常の一部として自然に暮らしに溶け込みます。ふと目に入るたびに、横須賀の物語を思い出させてくれる——そんな存在です。

遊び心から生まれた「ドブ板大学」

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新たに誕生したのが、「DOBUITA UNIVERSITY COLLECTION」。通称「ドブ板大学」は、誰もが今日から同級生になれる、遊び心あふれるコレクションです。ヴィンテージ感のあるカレッジスウェットやTシャツは、一見するとアメリカの大学グッズのよう。けれど胸元には、さりげなく「Dobuita」の文字が入っています。

「架空の大学なら、誰でも学生になれるでしょう?」横地さんのそんな発想から生まれました。国籍も年齢も関係なく、袖を通せば同じ“ドブ板大学”の仲間に。その懐の深さは、多様な人を受け入れてきた横須賀という街そのもの。「Dobuita Univ.」を着て歩くことは、この街を愛する人だけが感じられる、小さな連帯感なのかもしれません。

どぶ板のワクワクを持ち帰るスーベニアショップ

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京急線汐入駅から徒歩3分。どぶ板通りに入ってすぐの場所にあるスーベニアショップ「ICHI ドブ板本店」は、スカジャン柄デザイナー・横地広海知さんがブランドを立ち上げ、2025年11月に実店舗をオープンしました。

「スカジャン屋」と聞くと、少し入りにくさを感じる方もいるかもしれません。けれど、一歩足を踏み入れると、その先入観はすっとほどけていきます。そこにあるのは、圧倒的なまでの「陽」の空気。ここは服を買う場所というより、横須賀という街が積み重ねてきたワクワクや記憶を持ち帰るための、少し不思議なターミナルのような存在です。

理想の一着を描けないなら、自分で描く。

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横地さんが人生の拠点を東京から横須賀に移したのは、2008年6月。引っ越して間もない頃、「いつかフルオーダーのスカジャンを作りたい」という思いを胸に、ドブ板通りを訪れました。そこで知ったのが、スカジャン屋では必ずしも「柄を描いてもらえるわけではない」という現実。

理想の一着に出会えないなら、自分で描くしかない——そうして、ヴィンテージスカジャンの柄を徹底的に研究する日々が始まりました。迫力がありながら、どこか隙のある、唯一無二のタッチ。それはやがて、まだ誰も見たことのない柄を描き続けるという、横地さんのライフワークへとつながっていきます。

「好き」が誰かの日常を幸せにする

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幼い頃から、絵を描くことが何より好きだった横地さん。けれど、挫折して絵を嫌いになることを恐れ、美大への進学は選びませんでした。GUに提供したデザインが商品化され、新宿店の棚いっぱいに自分の柄が並んだとき、「感動して泣いてしまった」と振り返ります。

「有名になったから嬉しいわけじゃない」自分の「好き」から生まれた絵が、誰かの日常を幸せにしている。その事実こそが、何よりの喜びでした。

AIには描けない唯一無二の物語

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「芸術は創造ではなく、発見である」その言葉が好きだと、横地さんは話します。誰かがここを訪れ、それぞれの視点で魅力を見つけていく——それこそが、健全な街の姿だと考えています。だからこそ、「傍若無人」であることを恐れません。

誰かが用意した正解に従うのではなく、自分の中に芽生えた「これだ」という感覚を信じて形にしていく。その一つひとつの積み重ねが、ほかにはない魅力を生み出しています。

「AIにできないこと、人間にできること。それは『人生』です」選び、迷い、ときには立ち止まりながら、それでも歩みを止めずに進んでいく。そうした経験だけは、誰にも代わることができません。非効率で、不器用で、遠回りに見えたとしても、そのすべてを抱えて生きること自体が、人生の答えなのだと、横地さんは教えてくれます。

歴史を愛し、未来のヴィンテージを創る

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スーベニアショップ「ICHI ドブ板本店」には、希少なヴィンテージだけでなく、Tシャツや雑貨など、気軽に手に取れるアイテムも並んでいます。「せっかく来てくれたなら、何かひとつ、思い出を持ち帰ってほしい」その想いが、店全体にやわらかく行き渡り、心地よい空気を生み出しています。歴史を大切にしながら、いまの感性で選べる“未来のヴィンテージ”。ドブ板通りを歩いたら、少し寄り道をするような気持ちで、ふらりと立ち寄りたくなる一軒です。

「スカジャンだから」ではなく、「この柄の服が着たい」そんな自然な気持ちを何よりも大切にしながら、オーダーメイドや企業向けの依頼を中心に、刺繍・プリント・染めなど、表現方法に縛られることなく、幅広いかたちで柄のデザインを手がけています。

取材日 2025/12/17

※掲載されている商品・情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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オリジナル柄の「SOX_龍」(2,970円)は、主張しすぎないのに、足元にきりっとした存在感を添えてくれます。気負わず履けて、それでいてどこか格好いい。思わず手に取ってしまう、そんな一足です。

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キッズ用の「kotora_オバケT」(3,300円/90〜140)も並び、大人用の「T_オバケ」(3,850円/S〜3L)とあわせて、家族でお揃いを楽しむことができます。

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「ドブ板大学」のオリジナルマグ(1,540円)も人気のアイテムのひとつ。 朝のコーヒーや、ほっと一息つきたい時間に手に取るたび、横須賀の空気や街の記憶を、さりげなく日常へ連れ戻してくれます。

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時代を超えて受け継がれてきた貴重なヴィンテージジャケットが揃います。どれも一点ものならではの表情があります。

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オリジナルデザインのマッチは、Instagramをフォローするとプレゼントされるという、嬉しい企画も用意されています。

Writerうみのとなり

ライター歴5年 「横須賀っていいな」「行きたいな、住みたいな」と思ってもらえる情報を発信しています。 地元の美しい自然・歴史・地域のあたたかさと魅力を伝えたい!Yahoo!ニュースライター 500件以上取材実績あり。地域クリエイター月間MVA2024年11月、7月、2023年7月連続受賞。

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