2025年5月に葉山でオープンした「ままあん」は、東京で飲食店を経営していた佐藤ともこさんが開いた、昭和のごはんのお店です。
朝8時から営業を始める「ままあん」は店内で食べる「今日の定食」(1,100円)も人気ですが、双璧をなすのがお弁当やおにぎりのテイクアウト。
副菜がぎっしり詰まったお弁当(864円・テイクアウト価格)は、冷めても美味しい工夫が感じられる一品です。今回はサバの塩焼き(648円・テイクアウト価格)を追加していただきました。
2025年5月に葉山でオープンした「ままあん」は、東京で飲食店を経営していた佐藤ともこさんが開いた、昭和のごはんのお店です。
朝8時から営業を始める「ままあん」は店内で食べる「今日の定食」(1,100円)も人気ですが、双璧をなすのがお弁当やおにぎりのテイクアウト。
副菜がぎっしり詰まったお弁当(864円・テイクアウト価格)は、冷めても美味しい工夫が感じられる一品です。今回はサバの塩焼き(648円・テイクアウト価格)を追加していただきました。
弁当用の容器にギッシリ詰め込まれたのは、ごはんの他に小松菜のおひたし、白菜のおひたし、ごぼうの梅ゴマサラダ、切り干し大根の煮物、桜漬けと豊かな副菜です。ご飯には青菜を使ったふりかけがかかっています。
さらに、追加おかずとしてサバの塩焼き(648円・テイクアウト価格)を加えているので、コンパクトながらボリューム感のあるお弁当になりました。野菜や食物繊維も多く、バランスの良さも魅力的です。
出先で食べることを想定し、あえて冷めた状態で食べてみましたが「冷めても美味しい」お弁当でした。
店内の座席は10席ほどですが、朝8時からオープンしている店舗では、お弁当を購入するお客さんも多くいます。
通勤の途中に買っていく方もいますが、近隣にヨットハーバーが有ること、佐藤さんの娘さんがヨットクラブに在籍していることから、ヨットに乗船する前の人が船上での食事用に買っていくことも少なくないのだとか。依頼されれば海上専用のお弁当を用意することもあるそうです。
お弁当は、見た目は本当に家庭的。でも副菜を一つ一つ準備したら時間がかかることが伝わってきます。サバは注文してから焼いてくれました。
野菜をはじめとする品数も多く、美味しく安全な手作り弁当を求めて立ち寄る気持ちはよく分かります。
近隣にお住まいの方向けで、出張料理やケータリングをすることもあるのだとか。そこでは、家庭料理にこだわらず、食べる人の属性や目的をよく伺って納得いくメニューを決めるそうです。きめ細やかなカスタマイズにも対応しているのも嬉しいポイント。
東京の飲食店では複数の店舗を管理し、平成の一時期は、月商数百万という規模の経営をしていました。しかし、飲食を志したのは
「普通の人より、だいぶ遅かったんじゃないでしょうか」と佐藤さん。
最初の仕事は幼稚園の先生、その後OLを経て飲食業界に入ったきっかけは、料理人同士が腕前を競う人気番組の影響でした。長く続けられる仕事に取り組みたいと考えていた所、幼少期からおばあさんの料理を手伝っていたほど料理好きだった佐藤さんはピンときました。
「その時に有識者から頂いたアドバイスが、まず現場で働いて飲食を学ぶといい、ということだったんです」
28歳で飲食業界を志し、そこから調理師免許も取得。飲食も現場から経営まで様々な経験をしていきます。娘さんが多感なころは、子育てに専念することもありました。
そこから時が経った2025年。娘さんの成人をきっかけに、葉山で出店した今の佐藤さんのポリシーは「あと20年、老後もゆるゆると一人でできる店を大切にしていきたい」とのこと。
「常連さんから、冬の葉山の観光客は少ないと聞いています。まずは1年目の冬をしっかりと越さないといけません(笑)。今は規模を大きくすることよりも、私という移住者を温かく受け入れて頂いた葉山で、溶け込んでやっていきたいんです」
ままあんのご飯が、葉山の住人の「お袋の味」になっていく過程が楽しみです。
取材日 2025/11/14
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
ままあん
住所 神奈川県三浦郡葉山町堀内216
営業時間 8:00〜19:00(月曜〜17:00 火曜〜15:00)
定休日 水・木曜日
アクセス 京浜急行バス停「清浄寺」1分
URL https://www.instagram.com/mamaan_hayama/
Writer奥野大児
1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。
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