永井祐二さんセレクトの珍しい豆に出会える「Well Coffee Stand」

Release2024.11.08

Update2024.11.08

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永井祐二さんセレクトの 珍しい豆に出会える「Well Coffee Stand」

Release2024.11.08

Update2024.11.08

店名はWell-beingから。お店が目指すのは「人間給油所」

コーヒー好きが高じて、追浜にある「Tsukikoya Coffee Roaster」でバリスタとして活躍していたマスターの永井裕二さん。2023年12月、現在の地に「Well Coffee Stand」をオープンさせました。

店名のWellの由来は、ウェルビーイング(Well-being)。「なるべくいい状態が続くように、という思いがあるのです」と照れくさそうに話してくれます。

だからこそ、お店が目指しているもうひとつのテーマが「人間給油所」。提供している極上のコーヒーやラーメンを通して、「訪れた人にエネルギーを補給していってほしい」という願いが込められているのです。

いい状態を続けるために。コーヒー豆のセレクトにもこだわり

店名に込められた「いい状態を目指す」思いは、訪れる人に対してだけではありません。

「コーヒーの生産が危うくなっている流れがあって。自分が好きなコーヒーを飲み続けたいからこそ、少しでも頑張っている農家さんを応援できたらと思っています」と永井さん。

仕入れの際も、地元の宍戸珈琲さん以外は、厳しい基準のもと、環境や社会に配慮した透明性の高い企業にのみ与えられるアメリカ発祥の国際認証「B Corp」の認定を受けているコーヒーロースターからのみと決めている、と話されていました。

都内のコーヒー店勤務のプロも訪れる、コーヒー好きが集う店

店内には、永井さんが厳選した豆が日替わりで並びます。取材に訪れた日はマイルド系、バランス、華やか系、酸味系、そしてビター系の豆がズラリ。お客さんはコーヒー豆の香りを嗅ぎ、その日の気分にあわせてコーヒーをセレクトできます。

店内には、都内のコーヒー店で働くというお客さんの姿も。「このお店は貴重な豆と出会えるのでよく通っています」と常連さん。さらには、永井さんの研究家気質を反映した、成分や水の違いによるコーヒーの飲み比べができる「Tasting Menu」も用意されていました。

永井さんの個人的な好みをきいてみたところ、「その土地の味がわかりやすい『Washed』という精製方法が好み」と、エチオピア「Aga」をすすめてくれました。1杯800円、豆は150g2,300円、50g820円です。

取材日 2024/09/06

1杯の値段はホット/アイスで変わりません。暑い日は大きな氷が入ったアイスコーヒーにすることもできます。

永井さんが各豆のイメージを色で表現。豆の購入時にもらえるカード。

壁にはコーヒーについて解説する写真やパネルが飾られていました。こちらは豆の精製方法について解説した写真。

Writerおぜきめぐみ

フリーライター/ポルトガル-スペイン旅行をきっかけに、ライターの道に。旅・ライフスタイル・住宅・教育など多岐にわたるジャンルで執筆。人の話を聞くのが好きで、取材が得意。おしゃべりも大好き。

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