逗子駅からバスに揺られ、京浜急行「風早橋」から歩くこと7分。
「こんな住宅地に本当にケーキ屋さんが?」と少し不安になりながら進むと、欧風の建物が現れます。洋菓子店「フリューリング」です。
扉を開けると、かわいらしいリスのモチーフがお出迎え。葉山で愛される手作りの焼き菓子と生ケーキが並ぶ、あたたかな小さなお店です。
逗子駅からバスに揺られ、京浜急行「風早橋」から歩くこと7分。
「こんな住宅地に本当にケーキ屋さんが?」と少し不安になりながら進むと、欧風の建物が現れます。洋菓子店「フリューリング」です。
扉を開けると、かわいらしいリスのモチーフがお出迎え。葉山で愛される手作りの焼き菓子と生ケーキが並ぶ、あたたかな小さなお店です。
「リスはウチのシンボルなんです」と、「フリューリング」オーナーシェフの高橋洋行さんが教えてくれました。
高橋さんは、ウィーン菓子の名店「リリエンベルグ」で15年、うち4年はスーシェフとして腕を振るった方です。2013年7月に自身の店をオープンしました。
大切にしているのは、作りたてにこだわること。それは、生ケーキだけでなく、焼き菓子にも当てはまるそう。5日ほどで完売することを目指し、調整しながら焼いています。
そんな焼き菓子の一番人気は「御用邸レモン」です。葉山ならではの手土産にして欲しい、との思いから、2016年夏に誕生しました。
醗酵バターと紅花油、国産レモンの皮を加えた軽い生地を、夏でも常温で持ち歩けるよう国産レモン果汁と粉糖で作ったグラスでコーティング。さわやかで、シャリシャリ食感が魅力です。
カスタードも毎朝、その日の分を仕込んでいます。
開業時から、優しい“クリーム色”に仕上がるよう、東北地方のブランド卵をカスタードに使用しているそう。卵黄の色が絶妙なのだとか。
見た目はもちろん、濃厚な味わいにもこだわったカスタードを楽しめるのは、シュークリーム(240円)やロールケーキ(400円)、季節のフルーツを使用したパイ<画像はラ・フランスのパイ(800円)>や、タルトなど。
「卵黄の色が濃すぎると、見た目でのおいしさが表現できなくて。カスタードのほかには、ショートケーキやロールケーキのスポンジ、バターカステラの生地にも使っています」
修行に入った「リリエンベルグ」のオーナーシェフ、故横溝春雄さんから学んだのは、「『鮮度』と『季節感を大切にする』こと」と、高橋さんは振り返ります。
「駅からもバス停からも遠い立地で12周年を迎えられたのも、葉山で受け入れられたのも、その教えがあったからだと感じています。やはり出来立ては風味が違いますから」
取材時の11月は人気のモンブランの季節。
ショーケースには2~3個しか並んでおらず、予約時間に合わせて小まめに作る様子が伺えました。
同店のインスタグラムでは、季節のフルーツが変わるたびに更新されていきます。ぜひそちらもチェックして、電話で予約されることをおすすめします。
取材日 2025/11/13
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information

フリューリング
住所 神奈川県三浦郡葉山町堀内563
電話番号 046-876-7520
営業時間 11:00〜17:00
定休日 月・火曜日
アクセス 京浜急行バス停「風早橋」7分
URL https://www.instagram.com/fruhling_725/

Writer田辺 紫
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドをつとめる。「横浜ウォッチャー」として、見て、聞いて、撮って、食べて、実際に体験した横浜情報を発信。

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