北久里浜駅から徒歩7分。笑い声の絶えない食堂「元気ごはん なぎさとサリー」は地元に愛される名物食堂です。
「元気の出るごはんを」と、提供されるローストビーフ丼は、定食屋さんで少し贅沢で特別な気分になってほしいとの願いから。
2人の店主たちに会いに来るお客様も多く、料理と雰囲気の両方から元気をもらえるお店です。
北久里浜駅から徒歩7分。笑い声の絶えない食堂「元気ごはん なぎさとサリー」は地元に愛される名物食堂です。
「元気の出るごはんを」と、提供されるローストビーフ丼は、定食屋さんで少し贅沢で特別な気分になってほしいとの願いから。
2人の店主たちに会いに来るお客様も多く、料理と雰囲気の両方から元気をもらえるお店です。
長年の親友2人で経営する食堂「元気ごはん なぎさとサリー」の看板メニューのひとつが「ローストビーフ丼」(1,500円)です。
お肉好きの2人が自信を持って提供する一品は、手作りのローストビーフがたっぷりと盛られた見た目にも満足度の高い一品。
「同じ部位をもらってるんですけど、牛の個体差がすごくて」と、店主のなぎささんが語るように、仕入れるたびに微妙に味わいが変わるのも楽しみのひとつ。「今回のは、すごくいいです」と、その日のお肉の出来に一喜一憂する姿からは、料理への真摯な姿勢が伝わってきます。
初めてのお客さんには、「ローストビーフ小むすび」(600円)で試食的に食べていただくことも。気に入ったらローストビーフ丼を注文してもらいたいという、心遣いを感じられるメニュー構成も嬉しいポイントです。
かつては子育てのために、ダブルワークをしていたなぎささん。
お酒が好きという理由から、最初はスナックから飲食店のキャリアをスタートさせました。でも夜の遅さが合わず、もう少し早く終わることができる居酒屋へ転向。その後は専業で現在と同じ場所で居酒屋「なぎさ」を営んでいました。
しかし、コロナ禍で営業時間の制限が厳しくなり、お店経営のモチベーションが失われるまでに。一度は店を閉めてゆっくり休むつもりだったというなぎささんですが、周りから「ボケるから駄目だって言われて」と、次はパートで働き始めたそうです。
そんな時、旅行先で親友のサリーさんから「飲食店をやってみたい」と打ち明けられます。「それなら居酒屋の店舗を使おう」と、すぐにサリーさんを後押し。
さらに慎重にものごとをすすめようとするサリーさんに対し、「私は、思ったらすぐやりたくて。駄目だったらやめればいいから」と、一緒にお店を運営することを決定。新しいお店作りへと舵をきったのです。
現在は朝7時半から15時までの営業(ラストオーダーは14時)。朝ご飯やランチだけでなく夜勤明けのご飯を求める地域の方々に重宝されています。
「やっとリピートしてくださる方も増えて」と、手応え感じているなぎささん。「笑顔になって帰ってくれればいい」という思いで、今日も親友のサリーさんと一緒に元気な笑い声を響かせながら、地域の人たちの胃袋と心を満たしています。
取材日 2025/5/20
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
元気ごはん なぎさとサリー
住所 神奈川県横須賀市森崎1-6-11
電話番号 046-890-2759
営業時間 7:30〜15:00(L.O.14:00)
定休日 日・月
アクセス 京浜急行「北久里浜駅」から約7分
URL https://www.instagram.com/nagisatosally_0808
Writerミノシマタカコ
フリーライター/Web編集。旅行や食、ホテル、ライトテック、ビジネスなど多岐にわたる分野を執筆。インタビュー多め。狛犬愛好家としても活動中。日本参道狛犬研究会会員。
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