昨今、新店舗が続々とオープンしている逗子・葉山駅周辺。
昨年6月にオープンした「炭焼き 笑門(えもん)」は、逗子で初めてのおまかせコースの焼き鳥店として話題を呼んでいます。
昨今、新店舗が続々とオープンしている逗子・葉山駅周辺。
昨年6月にオープンした「炭焼き 笑門(えもん)」は、逗子で初めてのおまかせコースの焼き鳥店として話題を呼んでいます。
店内に入るとおしゃれなカウンター。
メニューは2種類のコース、どちらも6,800円。
コースは低温調理した鶏ハムのサラダやレバーパテなどの前菜から始まり、鶏料理の他にも葉山ゆうしげ丸のしらすコロッケなど、大満足の品数です。
季節によってドレッシングを変え、何度訪れても飽きのこない工夫が施されています。
そして、やっぱり串が抜群においしい。
紀州備長炭を使い、人気のつくねは軟骨を含め5種の部位を絶妙にブレンド。
たれは3日かけて熟成させています。
一番食べてもらいたいのは、ねぎま。
丁寧にすじ取りした4種の部位をバランスよく混ぜ、最後に鶏皮でコーティング。
思わず、「こんなにおいしいねぎま食べことない!」と唸ってしまう逸品です。
鳥は銘柄にはこだわらず、その日の仕入れで一番良い状態の鳥を選び、その肉質に合わせて串の打ち方や焼き方を考えています。
お店のオーナー、佐藤正浩さん(写真左)は長年IT業界で勤められ早期退職し、この度初めて念願の飲食店をオープン。
元々焼き鳥が大好きで多くの店を訪問し、ご自身の住む逗子にも都内にあるような、ゆっくり食べて飲める落ち着いた焼き鳥店があったらいいな、という思いからオープンに至りました。
焼き手に迎えたのは瀬下大輔さん(写真右)。
逗子に来る前は横浜市内でご自身の焼き鳥店を営んでいました。
佐藤さんはそこの常連で、瀬下さんの焼き鳥に惚れ込んでスカウトし、一緒に逗子でお店をスタートさせました。
「元々居酒屋チェーン店のアルバイトから飲食業に入りました。居酒屋の中でも、焼き手って一目置かれる花形みたいな存在で。焼き手を志してからは独学で必死に焼き鳥を勉強しました。今でも休みの日はオーナーと一緒に食べ歩き、試行錯誤の毎日です。」
焼き鳥には終わりがない。
完成は無く、日々進化だと瀬下さんは言います。
「焼き鳥のコースと聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、家族・友人・仕事仲間、さまざまなシチュエーションで気軽にこだわりの焼き鳥を楽しんでもらいたいです。地元の方に長く愛されるように、お客様と一緒にこの新しいお店を育てていけたらと思います。」
真摯に焼き鳥と向き合い、焼き鳥を愛するお二人の「笑門」は唯一無二の存在感で、また食べに行きたくなるお店でした。
撮影 坂元寿行
取材日 2025/01/20
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
炭焼き 笑門(えもん)
住所 神奈川県逗子市逗子5-4-23 2F
営業時間などの情報 平日17:00-22:00 土日祝16:00-21:00
定休日 不定休
アクセス 京急逗子葉山駅から徒歩2分
URL https://www.masaemon.co.jp/
http://instagram.com/sumiyaki.emon
Writer大森英美
フリーアナウンサー。東京都港区出身。海のある生活に憧れて2017年に都心から葉山へ移住。自身のinstagramで葉山移住ライフを発信するインフルエンサー。趣味は釣り、山歩き、グルメとお酒。
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