逗子マリーナからすぐの「和食 魚佐次」。創業時からの看板メニュー「アジフライ定食」(1,050円)を提供し続けて約40年。今も受け継がれる大きな鍋で、丁寧に揚げられています。
アジフライは適度な厚みのある身が特徴で、外はカラッ、中はふわりと柔らかな仕上がり。
もちろん、しっかりボリュームもあります。メインとなるアジは、その時期最も良い状態の魚を厳選して使用。シンプルな調理法だからこそ、素材の良さと職人技が際立ちます。
逗子マリーナからすぐの「和食 魚佐次」。創業時からの看板メニュー「アジフライ定食」(1,050円)を提供し続けて約40年。今も受け継がれる大きな鍋で、丁寧に揚げられています。
アジフライは適度な厚みのある身が特徴で、外はカラッ、中はふわりと柔らかな仕上がり。
もちろん、しっかりボリュームもあります。メインとなるアジは、その時期最も良い状態の魚を厳選して使用。シンプルな調理法だからこそ、素材の良さと職人技が際立ちます。
「小さい頃から魚ばかり食べてましたから」と語るのは、店主の城所亮次郎(きどころりょうじろう)さん(40歳)。魚への深い理解が、確かな料理の味につながっています。
「和食 魚佐次」は、逗子駅前の鮮魚店「魚佐次商店」と経営は別ながら、姉妹店のような関係を築いています。城所さんの父が鮮魚店に関わっていた縁で、同じ仕入れルートを活かし、その日最も良い状態の魚を仕入れているのです。
大学では建築を学び、卒業後は建築現場の監督として勤務していました。
建築の仕事が過酷だったことと、母親が経営していた「魚佐次」を継ぐ話が持ち上がったことから、25歳の時に引き継ぐ選択をします。「最初は『また建築業に戻るかな』と思っていたんです」と振り返りますが、今はこの道を真摯に突き進んでいます。
土日限定の夜営業は、城所さんが引き継いでから始めました。「お客様が好む辛口のお酒を中心に、自分で酒屋さんを回って選んでいます」と意欲的。
また生まれ育った地域への貢献も忘れません。地域の八百屋さんがなくなったときは、近所の方のために、仕入れた野菜の一部を店頭で販売するようになり、周辺の住民からとても喜ばれています。
城所さんが選んだ道は、生まれ育った地域の食生活を守ることにも繋がっているのです。
取材日 2025/02/05
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
和食 魚佐次
住所 神奈川県逗子市小坪4-2-7
電話番号 0467-25-5086
営業時間などの情報 11:30〜15:00(L.O.14:30) 土日のみ11:30〜15:00(L.O.14:30)・18:00〜21:30(L.O.20:30)
定休日 月曜日 不定期で火曜日
アクセス 京浜急行バス「小坪」バス停から徒歩2分
URL https://www.instagram.com/washoku_uosaji/
Writerミノシマタカコ
フリーライター/Web編集。旅行や食、ホテル、ライトテック、ビジネスなど多岐にわたる分野を執筆。インタビュー多め。狛犬愛好家としても活動中。日本参道狛犬研究会会員。
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