【逗子】「maresco(マレスコ)」海に魅せられたオーナー柳沢学さんが作るペスカトーレ

Release2025.03.07

Update2025.03.07

【逗子】「maresco(マレスコ)」海に魅せられた オーナー柳沢学さんが作るペスカトーレ

Release2025.03.07

Update2025.03.07

地産地消をモットーにした南イタリア料理

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海鮮の出汁が香る店内。オススメをお願いすると、「では『魚介たっぷりペスカトーレ』(2,300円)をお作りしますね」と、店主の柳沢学さん。

出来上がったペスカトーレには、エビやムール貝、イカなどがゴロゴロと。この日手に入ったマテ貝も。使用しているパスタはリングイネというイタリアの伝統的なロングパスタです。

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食材も「この辺りのものを使うようにしています。海産物は長井漁港、野菜も三浦の契約農家さんのものと、あとは葉山や鎌倉のものですね。地産地消って、イタリア料理でも共通する部分なので」。

そんな地元の食材がぎゅっと詰まった「魚介たっぷりペスカトーレ」は海鮮の旨味がリングイネに凝縮された濃厚な味わいで、ふたりでいただいても大満足できそうなボリュームです。

どこか温かな空気が満たす店内

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逗子・葉山駅から徒歩6分のところにあるイタリアンレストラン「maresco(マレスコ)」。

イタリア語の「mare(海)」と「succo(エキス)」を合わせた言葉です。南イタリアの魚介料理を中心としたメニューを楽しむことができます。

とても明るく、どこか木のぬくもりが感じられる店内。オープンキッチンということもあって解放感があります。お料理されている様子も見えるので、ライブ感も感じられます。

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ランチとディナーを提供しており、地元の人たちも足しげく通います。料理はもちろんのこと、店内にも南イタリアの空気感が再現されているようにも感じられ、どこか温か。食器なども南イタリアで使われているものが置かれており、お店にいる間だけでもトリップしている気分になります。

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「店内のデザインはお隣のアトリエノックさんにお願いしました。敷居を低く日常的にご利用いただけるようにカジュアルな内観に仕上げていただきました」と、居心地の良さが光ります。

海に引き寄せられて、南イタリアから逗子へ

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お店の雰囲気が南イタリアなのは、柳沢さんご自身が修行されていた場所だから。

「イタリアの海の近くのお店にいたので。現地では友だちがよくしてくれていたので楽しくやっていました。修行していたのは2016年、南イタリアの海沿いの街でした」。

海側の地域を選んでいたのは、柳沢さんご自身の出身地が関係しています。「長野の出身だったので(笑)。イタリアに行く前は東京や横浜で働いていたんですが、どれも魚介系の飲食店でした。長野は海がないからですね。イタリアに行くなら海の近くがいいな、と思って」

逗子を選んだのも海がそばにあるから。独立するときに逗子と鎌倉が選択肢にあったのですが、逗子のほうが肌に合ったのだそう。

「やっぱり人がいいですよね。僕には合うな、と思います」と語り、地元の日常に溶け込んでいる様子が感じられました。

取材日 2025/02/07

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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メニューボードを見るほどに迷ってしまう魅力的なラインナップ!

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「三崎マグロのグリル グリーンペッパーソース」(2,500円)も地元の素材を南イタリア風に味わえる逸品です。

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ゆったり過ごせる雰囲気の内観。女子会にも最適な空間です。

Writerふくだりょうこ

大阪府出身、神奈川県の盆地住まいのライター。ゲームシナリオのほか、インタビュー、エッセイ、コラム記事などを執筆。読書とカメラ、うさぎが好き。

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