国道134号線、下宮田交差点近くの農道脇に、輸入壁紙&インテリアの施工と販売・リノベーションを手がける「壁紙屋good day house」のスタジオショールームがあります。
国内外の壁紙のほか、自社オリジナルクラフト壁紙「うらうらうら」も展開中。第1弾として、3人のアーティストとのコラボで6種の壁紙をリリースしました。
国道134号線、下宮田交差点近くの農道脇に、輸入壁紙&インテリアの施工と販売・リノベーションを手がける「壁紙屋good day house」のスタジオショールームがあります。
国内外の壁紙のほか、自社オリジナルクラフト壁紙「うらうらうら」も展開中。第1弾として、3人のアーティストとのコラボで6種の壁紙をリリースしました。
地元出身の店主、尼野克明さんお勧めのひとつは、東京から三浦・三崎に移住したテキスタイル作家の大類尚子(おおるい しょうこ)さんによる「パレット」(幅49cm・長さ10mで28,600円)。
大類さんが三浦・三崎で生活する中で感じた光・色がちりばめられています。
ショールーム内の壁に貼られているのは、カワグチタクヤさんの「抜け道のワナ」(幅49cm・長さ250cmで7,150円)。
三崎の、港町ならではの漁網(ぎょもう)を思い起こします。
横浜で壁紙職人として修行を積み、独立して三浦にUターンした尼野さん。当時は白いシンプルな壁紙を貼る仕事が大半でしたが、あるとき絵画のようなオランダの壁紙に出会いました。
「壁紙は、日本では昔から建材として扱われていましたが、海外では暮らしを彩るインテリアとして選ばれてきたんです。僕も壁紙職人として、お客様や自分がワクワクするような壁紙を紹介し、貼っていきたいと思うようになりました」。
2013年に「壁紙屋good day house」をオープン、自身がセレクトした輸入壁紙の施工や販売を始めました。やがて自分が作ってみたい壁紙のデザイン、素材、印刷、ブランドの世界観などを共有できる人たちとの出会いに恵まれ、2024年に自社ブランドの立ち上げを実現。
施工経験豊富な壁紙職人による壁紙ブランドだからこそ、購入の相談から施工まで対応できるのが強みです。
壁紙は49cm四方の見本帳で見た目や手触りを確認でき、ショールームで実物も見られます。
ブランド名「うらうらうら」の由来は「うらうらと穏やかな光が、津々浦々に降り注ぐように、壁紙を通じて皆さまの暮らしや作り手たちを照らし彩ることができますように」といった思いから。そして「うら」が3つで三浦。
「模様替えをするように、壁紙を貼り替えてインテリアを楽しんでもらえたら素敵だと思うんです。『壁紙を貼り替えたら部屋が好きになりました』と言ってくださるお客さんもいるんです」。
壁紙の彩りが、暮らしの彩りに繋がるのですね。
取材日 2025/02/07
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
壁紙屋good day house
住所 神奈川県三浦市南下浦町菊名644-5
営業時間などの情報 9:00〜18:00(予約制。HPから)
定休日 日曜・祝日・年末年始・GW・お盆休み
アクセス 京浜急行「三浦海岸駅」から、京浜急行バス「海31」「海30」で「半次」バス停下車徒歩2分
URL https://gooddayhouse.net/
https://www.ura-ura-ura.com/(うらうらうらブランドページ)
Writer奥野大児
1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。
RECOMMEND