【横須賀】“煮干し×水×塩”だけ!行列のできる「煮干しそば平八」の濃厚スープに感動

Release2025.11.26

Update2025.11.26

【横須賀】“煮干し×水×塩”だけ!行列のできる「煮干しそば平八」の濃厚スープに感動

Release2025.11.26

Update2025.11.26

熱烈なファンがいる「煮干し系」ラーメン。横須賀中央駅近くにある人気店「煮干しそば平八」は、煮干しラーメンファンが毎日のように行列を作っています。

定番の「煮干しそば」は、スープだけで酒の肴になりそうな旨みが凝縮されています。

動物系出汁は不使用。煮干しの香り高い「煮干しそば」(900円)

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横須賀中央駅からほど近い人気ラーメン店「煮干しそば平八」さん。

頂いた「煮干しそば」(900円)は、濃厚な煮干スープに2種類の肉とたまねぎ・海苔が乗った王道の煮干しラーメンのスタイル。ブタなどの動物系を使わないグレーのスープは、まるで煮干しそのものを飲んでいるかのようです。

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「煮干しと水と塩だけでじっくり煮だして、それにカエシを合わせています。動物系の出汁は使っていませんよ」

と語るのはご店主の三堀隆(みつぼりたかし)さん。

「スープだけでも酒の肴になるような感じだと思いますよ。おつまみの煮干しを液体にしたような感覚です」と、濃厚さに胸を張ります。

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麺は自家製麺。好みに合わせて細麺から幅広麺まで3段階で選択できます。

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炭火で焼いたジューシーなチャーシューも合わせて極上の一杯を楽しめます。

目が届く範囲を意識した店内。夜は居酒屋に

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新宿のラーメン店を訪れた際に出会った煮干しラーメンの濃厚さと味わいに衝撃を受け、2013年に横須賀市内で開店。一度閉店した後、2014年に現在の場所で再オープンしました。

「当時は横須賀で煮干しラーメンを出していた所はなかったんじゃないかな」

と、三堀さん。

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店名の「平八」は、開店時に愛読していた司馬遼太郎の小説の主人公だった横須賀にゆかりある偉人・東郷平八郎から名付けたと言います。

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カウンター数席に、2人が座れるテーブル席が1つという店内は、三堀さんが仲間1人と経営しても十分に目が届く広さ。

そして夜になると居酒屋に。お酒を飲まれる方にのみラーメンを提供しています。

海外のファンも惚れ込む煮干しそば

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三堀さんは横須賀・衣笠出身。高校を卒業後、落語家修業や建設関係の職人、屋台のラーメン屋のアルバイト、建築会社の営業・コンサルタントなど様々な仕事を経験しました。

10年以上続いている「煮干しそば 平八」で、ようやく腰を据えて取り組む仕事になったと微笑みます。

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Tシャツに描かれている煮干しは三堀さんの手によるもの。

このイラストに魅入られた海外からのお客さんが、腕にこのにぼしのタトゥーを入れて、SNSで報告していたと教えてくれました。

海外のお客さんにも伝わる三堀さんの濃厚な煮干し愛をぜひ体感してみてください。

取材日 2025/9/1

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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もう一つの看板メニューでもある日替わりそば。この日は「ブリ・メカジキの ど濃厚 さらにトマトブーストの 夏の終りのハーモニー」(1,000円)。

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炭火で焼くチャーシューはとてもジューシーです。

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過去の日替わりそばのメニューは壁や天井に張り出されています。

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替玉は「あん肝玉」(フルサイズ350円・ハーフ250円)、烏賊ワタ玉「同350円・250円」など何種類もあります。これはにぼしの魚粉がかかった煮干玉のハーフ(150円)。魚粉と味付けが絶品で、このままでも食べられちゃいます。

Writer奥野大児

1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。

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