【葉山】外は絶景。南葉亭の冬季限定「牡蠣チャウダー風スープカレー」

Release2025.01.06

Update2025.01.06

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【葉山】外は絶景。南葉亭の冬季限定 「牡蠣チャウダー風スープカレー」

Release2025.01.06

Update2025.01.06

見た目も美しい「牡蠣チャウダー風スープカレー」は冬季限定

「南葉亭」は相模湾に面したスープカレーの専門店。

季節限定の「牡蠣チャウダー風スープカレー」(1,850円)は同店のシーフード系のスープに牡蠣チャウダーを加えたもの。

「当店のスープは野菜をたっぷり食べられるようあっさりとした味付けですが、この季節限定メニューはチャウダーのクリームが入っている分、濃厚になっています」と藤原八州男シェフ。

広島県産の大粒な牡蠣と、全国から選び抜いた新鮮な10種類の野菜がゴロゴロと並んでいます。かなりのボリュームですが、食べ始めると野菜とスープカレーの相性のよさに驚きます。スルスルと口の中に入っていく感じ。気がつくと完食していました。ベースとなるスープカレーはダシの効いた奥行きのある味わいが特徴でもあります。

南葉亭では注文時に辛さとご飯の種類を選べます。辛さは1から88まで(88はチャレンジレベル)。辛口が好きな人で5〜8くらいがオススメ。その上は覚悟をもって注文してください。

ご飯は白米のほかに、十五穀米(+50円)と自家製おこげ(+100円)が選べます。量は少なめ、ふつう、大盛り、超大盛りの4種類。どんな人にも対応可能な親切設計です。

海を眺めながら気持ちのいい食事を

店舗は駐車場付き。2階部分の濃いオレンジの外壁が遠くからでも判別しやすいお店です。

席数はぜんぶで40席。冬以外なら食事と海の眺望を両方楽しめる外のテラス席がおすすめです。

野菜をおいしく食べるためのカレー作り

この道40年数年の藤原八州男シェフはお店で「マスター」と呼ばれています。

スープカレーとの出会いは1999年。当時、逗子エリアのレストランで腕を振るっていた藤原さんは、ある日南葉亭にふらりとお客として訪れたそうです。

そこで「たっぷり野菜を食べるならこれだ!」という感触を掴んだ藤原さんはレシピを受け継いでお店に参画することに。厨房に立ち工夫を続けてきました。

「地元の野菜を皆さんに知ってもらいたいという思いで毎朝スープを作っています。野菜も新鮮。スープも新鮮。なるべく体にいいものを食べてみんなに健康になってもらいたいですね」と三浦野菜の素晴らしさを伝えるためにレシピを更新し続けています。

いまも進化を続ける「野菜を食べるためのカレースープ」、一度足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

取材日 2024/11/27

道路側から眺めた「南葉亭」。店舗部分はオレンジ色の2階です。

ドリンクメニューも充実。こちらは自家製のフルーツビネガー(650円。セット価格350円)フレイバーはキウイ。漬け込んでから1ヶ月ほどで完成するそうです。

2階席から外のテラス席に出られます。潮風に吹かれながらゆっくりスープカレーをいただくのは、この上ない癒やしの時間。

Writer深川岳志

フリーライター。兵庫県生まれ、東京都杉並区在住。IT入門系のほか、取材もの全般。ライトノベルの校正も手掛ける。ふだんは小説ばかり読んでいる。著作は「プログラマの秘密」「プログラマの憂鬱」ほか。

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