「よい1日を!」
淹れたてのコーヒーと共に、温かな言葉を添えて送り出してくれる「THE GOOD GOODIES」。御成通りを一本曲がった小道に佇む、人気のコーヒーショップです。
「よい1日を!」
淹れたてのコーヒーと共に、温かな言葉を添えて送り出してくれる「THE GOOD GOODIES」。御成通りを一本曲がった小道に佇む、人気のコーヒーショップです。
オープンは朝8時。仕事前や犬の散歩途中に立ち寄る地元の人たちや、観光で鎌倉に来た外国人たちが、目覚めのコーヒーを求めて続々とやってきます。そんな中でも慌ただしさを見せることなく、1杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れる店主の内野陽平さん。
お客さんたちも内野さんを急かすことなく、ハンドドリップの所作を眺めていたり、表のテラス席でのんびり待ったり。お店の空間一帯に、穏やかでゆるやかな時間が流れています。
コーヒーのメニューはブレンドが3種類とシングルオリジンが10種類。焙煎も併設のロースターで独自で行なっています。
「目指しているのは、すっきりとバランスのいい味わい。街に溶け込めるニュートラルな店でありたいから、深すぎず浅すぎず毎日飲んでも飽きないような中煎りが基本で、豆の特性を見ながら焙煎しています」
この日淹れてくれたのはシングルオリジンのグアテマラで、ナッツとカカオの余韻にシトラスの果実感をほんのり感じる1杯。すっぱい酸味ではなく、飲み心地のよいフルーティーさを楽しめます。
カフェオレも人気で、ハイローストの「オリジナルカフェオレ」とフルシティローストの「ダークカフェオレ」、デカフェのカフェオレも用意。シーンに合わせて選べます。
もともとはテイクアウトがメインのコーヒースタンドとして出発した同店。持ち帰って飲んでもスッとクリーンな味わいで、香りがふわっと残るようにとコーヒーのバランスを追求したのだそう。2013年のオープン当時はまだ鎌倉にふらっと立ち寄れるコーヒースタンドがなく、「この街にこんな場所があったらいいな」という思いが「THE GOOD GOODIES」の出発点になりました。
インダストリアルな雰囲気の空間は、内野さんが設計をデザイン。内野さんは学生時代に大学で建築設計を学び、カフェでバイトをしていたそう。
「その頃からコーヒーは好きでしたが、お店を持ちたいというよりいつかカフェを設計してみたいという気持ちのほうが強かったですね」
スチール家具の設計も手掛けていたそうで、ステンレスのコーヒーマグやカトラリーにも内野さんのセンスが表現されています。
お店は2020年に拡張し、焙煎所を併設したイートインスペースが誕生。さらに2024年には若宮大路沿いに2号店となる「THE GOOD GOODIES /EAST」をオープン。新店舗ではチュロスやソフトクリームなどのメニューも提供しています。
朝一番のピークタイムを過ぎたあとも、ランチ後にコーヒーを買いにくる近所の人や子供の送り迎えの途中に立ち寄る人など、ここで一息ついて日常へと戻っていく人たちの姿が途切れません。
「THE GOOD GOODIES」のコーヒーを飲むと、なんだかよい1日になりそうな気がする。そんなポジティブな気持ちになれる場所が、鎌倉に住む人たちの暮らしの中継地点になっています。
取材日 2025/12/1
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information

THE GOOD GOODIES
住所 神奈川県鎌倉市御成町10-1
電話番号 0467-33-5685
営業時間 8:00〜18:00
定休日 水曜
アクセス JR鎌倉駅から徒歩1分
URL https://thegoodgoodies.jp

Writer坂井あやの
雑誌やweb媒体で食・酒・旅にまつわる記事を執筆。町場の酒場から星付きレストランまで、おいしい料理とお酒があると聞きつければフットワーク軽く全国へ足を延ばす。ナチュラルワインとサウナと野球が、日々の癒し&楽しみ。

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