仕事も遊びもBAYSIDE SHAREに込めた新城宏明さんの想い

Release2024.10.23

Update2024.10.23

カフェ

海が見える

アクティビティ

三浦

仕事も遊びも BAYSIDE SHAREに込めた新城宏明さんの想い

Release2024.10.23

Update2024.10.23

イベントやアクティビティも楽しめるオフィスを

2021年4月に三浦海岸駅そばにオープンした「BAYSIDE SHARE」は、コワーキングスペースとカフェが一体となったスペースです。

ONとOFFを兼ね備えた設備

ソファー席、仕事に集中しやすい椅子席、ビデオ会議をしやすい個室など、コワーキングスペースに必要な席を備えているのはもちろん、目隠しがあり休憩もできる茶室(30分300円~)や海で遊んだ後などにスッキリできるシャワー(15分700円)があるのが特徴的。

また、SUP(ボードの上に立ち、パドルを使って漕ぎ進むマリンスポーツ)やバーベキューセット、テントサウナなど、三浦海岸で楽しめるアクティビティの道具も会員には無料で貸し出しされ、仕事とレジャーを両立させやすいのも特徴的です。

ドロップインは1日最大2,200円。毎日6時から22時まで使えるフルタイム会員でも月額16,000円とリーズナブル。

長沢に住む一級建築士の新城宏明さんは美大の学生時代からモノづくりが好きで、かねてから自分のオフィスと、モノづくりが出来る場所を兼ねたスペースを欲しいと思っていました。

コロナ禍でテレワークが流行を見せたときにその思いが本格化。海辺の近くで働けたら素敵だという思いも強く、将来的に移住できそうかどうかを視野に入れて三浦エリアから物件を探すことに。

「この場所は道一本隔てて広い浜辺もあり、イベントやアクティビティも楽しめそう」

と開業を決意したのです。

「デザイナーの会員同士でデザイン展に行ったり、会員同士で近隣の農家さんに畑仕事を教えてもらいに行っていたりと、会員同士のコミュニケーションも自発的に取られていますよ」

と新城さんはにっこり笑いました。

デザインで三浦に貢献

建築設計だけでなく、さまざまなデザインを請け負う事務所を経営する新城さんは、

「どんどん三浦で行なわれるイベントに関わっていって、デザインから三浦のクリエイティブを高めることに貢献したいですね」

と地域活性の夢を語ります。人と創造性が集まるこの場が三浦の発信基地となる日は近いのかもしれません。

取材日 2024/09/30

この日は曇っていたが、窓から三浦海岸を見られるソファー席はBAYSIDE SHAREらしい一等席。

鏡付きの個室はメイクにも活用できる。「城ケ崎のウェディングフォト撮影が人気あるのですが、そのメイクをここでしていく方も多いです」と新城さん。

外部モニターが据え置かれている席も。

仕事中にくつろげる和室も用意されています。

海が見える絶景カフェも併設。

Writer奥野大児

1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。

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