「Love Saves the Day 」は、旅好きの店主が営む多国籍カフェ&バー。カウンター越しにふわりと立ちのぼるスパイスの香りに包まれながら味わうカレー「キーママドラス」は、一口ごとに奥深い風味が広がり、まるで旅先で出会った本場の味です。
「Love Saves the Day 」は、旅好きの店主が営む多国籍カフェ&バー。カウンター越しにふわりと立ちのぼるスパイスの香りに包まれながら味わうカレー「キーママドラス」は、一口ごとに奥深い風味が広がり、まるで旅先で出会った本場の味です。
お店は京急「逗子・葉山駅」から徒歩2分の「Love Saves the Day 」。路地を入った先に、中庭のある小さなカフェが現れます。昼はランチとカフェ、夜はバータイムとなる、地元で評判のCAFE & BARです。
「Love Saves the Day=“今日はあなたのおかげで助かったよ”」という店名には、訪れる人の心をやわらげたいという想いが込められています。祥子さんは、都内でアパレルなどのPRの仕事や飲食経験を重ね、2022年に葉山へ移住。2024年11月、手作りにこだわるこの店をオープンしました。
看板メニューの「キーママドラス(1500円税込)」は、祥子さんが愛する南インドのキーマカレーを本場の味わいを守りつつ、地元の人にも親しまれるよう仕立てた一皿です。
スパイスは、アジアン料理のシェフも訪れる専門店で仕入れるこだわりの品。香りや鮮度を大切に、牛豚のひき肉にココナッツミルクやカルダモン、スターアニスなどのスパイスを重ね、豊かな香りと旨みを引き出しています。
さらにスパイスの芳香を一層際立たせる工程があります、祥子さんがこだわる“テンパリング”。カレーリーフやヒング等数種類のスパイスを油で熱して、スパイスの香りを移し、キーマカレーを仕上げています。
噛むほどに感じるひき肉の旨みとコク、絶妙なスパイスのバランスに魅了されるファンが多いのも納得の味わいです。
ライスには、インドの高級米“バスマティライス”をターメリックライスにして使用。パラリと軽く香ばしい風味が特徴で、「これはお米なの?」と驚くお客さまも多いそうです。
炊く際にココナッツオイルとカルダモンを加えることで、スパイスカレーとの相性をさらに高めています。
プレートには、紫キャベツのラペやスパイシーサラダ“カチュンバル”、焼豚の煮汁を使った旨味たっぷりの煮卵などの副菜が、彩り豊かに添えられています。祥子さんお勧めの本場のように混ぜながら食べると、味の変化が楽しい一皿です。
試作を重ねる中で目指したのは、「辛くないのにスパイスを感じるおいしさ」。辛さが苦手な方にも寄り添いながら、風味豊かな自家製ラー油(+100円)で“辛さ調整”も楽しめます。
軽やかなバスマティライスの口あたりで最後までぺろっと食べられる「キーママドラス」。食後はコーヒーやデザートをゆっくり味わう方も多く、穏やかな時間が流れています。
逗子で、本場を感じるスパイス体験をぜひどうぞ。
取材日 2025/10/07
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information

Love Saves the Day
住所 神奈川県逗子市逗子6丁目5-42 1F
電話番号 046-813-1286
定休日 木曜
営業時間 Lunch:11:00-15:00(14:30LO) Bar:19:00-23:00(22:30LO) (インスタにて確認)
アクセス 京浜急行線「逗子葉山駅」から徒歩2分
URL https://www.instagram.com/love.saves.theday/

WriterYASU
企業で商品の企画を中心にデザイン、建築に従事してきたものづくり好き。 フリーライター、デザイナーとして体験価値を大切に業務を手がけています。 食べ歩き・猫・三浦半島の環境の満喫が日々の目標。

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