【横須賀】伊藤亮太郎さんの想いがたくさん詰まった三浦半島を食べつくすレストラン「Loriga」

Release2025.03.31

Update2025.03.31

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横須賀

【横須賀】伊藤亮太郎さんの想いがたくさん詰まった 三浦半島を食べつくすレストラン「Loriga」

Release2025.03.31

Update2025.03.31

横須賀・秋谷の住宅地の片隅に、小さなレストラン「Loriga 三浦半島食蔵」があります。

初めてこのお店を訪れたとき、私は「まるで宝箱のような、特別なレストランを見つけてしまった...!」とわくわくしたのを覚えています。

店名のとおり、ここは三浦半島の食材だけを使ったレストラン。

この日のメインのお魚料理は佐島のメジマグロ。松の実を衣にしたソテーでいただきます。

いつも楽しみなのがスープ。

この日はカーボロネロ(黒キャベツ)です。

時期ごとに野菜は変わりますが、いつ味わってもこれ以上ない旨みと甘みが詰まっていて感動するのです。コンソメや生クリームなどは一切使わず、味付けは塩のみ。

オーナーシェフの三浦半島愛と食材へのこだわり

「仕事の都合で都内から横須賀に移住後、初めて食べた三浦野菜の味に感動したんです。水菜の味わいが濃くて驚いたのを覚えています。」

志の高い生産者が多い三浦半島。その豊かで美味しい食材に着目し、地場の食材だけを使ったレストランを秋谷でやると決めたオーナーシェフの伊藤亮太郎さん。

開店早々コロナ禍で打撃を受け、通常営業のできない状況が長く続きましたが、今やたくさんの著名人もお忍びで訪れる秋谷の名店です。

伊藤さんの活動は、出張シェフや自家養蜂など、お店の営業だけにとどまりません。

「元々パン職人だったので、今でも定期的に近所のカフェやお店で手作りパンの販売をしたり、地域のイベントにも積極的に参加するようにしています。」

ジャンルにこだわらず「三浦半島料理」を人々に届けたい

「長年イタリアンのシェフをしてきたのでイタリアンをベースにしていますが、イタリア料理も地方ごとに味が違うように、最近ではジャンルにとらわれず様々な形で出すようにしています。季節の三浦の食材をとにかく最大限おいしく食べてもらいたくて、僕の料理は"三浦半島料理"と呼んでもらいたいですね。」

一皿一皿に伊藤さんの食材に対する愛情を感じられ、三浦半島の自然の恵みに改めて感謝したくなるのでした。

取材日 2025/02/13

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

メインの食材のみが記載された本日のお品書き。

カウンター越しに調理を眺めながらシェフとお話できる楽しさも、小さなお店だからこその醍醐味です。

名前入りの手作りウェルカムカードが迎えてくれます。こうしたちょっとしたおもてなしも嬉しい。

テーブル席もありますよ。

Writer大森英美

フリーアナウンサー。東京都港区出身。海のある生活に憧れて2017年に都心から葉山へ移住。自身のinstagramで葉山移住ライフを発信するインフルエンサー。趣味は釣り、山歩き、グルメとお酒。

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