【三浦】海も畑も三浦尽くし!地元食材を堪能する「味の旬彩 てん心」のてん心膳

Release2025.08.28

Update2025.08.28

【三浦】海も畑も三浦尽くし!地元食材を堪能する「味の旬彩 てん心」のてん心膳

Release2025.08.28

Update2025.08.28

国道134号沿い、さまざまな商業施設が集まる三浦市初声町にある「味の旬彩 てん心」。

三浦半島で採れる旬の魚介や野菜を確かな技術で味わえる会席料理店です。一番おすすめの「てん心膳」は、海のものも畑のものも、三浦半島の食材を一度に堪能できる間違いのないメニューです。

三浦の旬を楽しめる「てん心膳」(3,460円)

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せっかく家族で三浦・三崎に来たのだから、一つのお店で地元の魚介も野菜も、腰を落ち着けて堪能したい。そんな望みを叶えてくれる和食処が、京急・三崎口駅からほど近くの初声町にある会席料理店「味の旬彩 てん心」(以下 てん心)です。

数多くのメニューの中から、魚・野菜をはじめとした三浦の食材をバランス良く頂ける「てん心膳」(3,460円)を注文しました。特定の食材を約束したものではなく、そのときの旬の食材を堪能できるメニューです。

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刺身・天ぷら・煮付け・茶碗蒸し・サラダ・漬物が付いた贅沢さ。

この日のお刺身は、メバチマグロ・石鯛・メジマグロ。マグロの食べ比べができました。金田漁港の市場で仕入れる魚を使ったお造りは、新鮮さと、もちっとした歯触りが両立していました。

サクサクの天ぷらは、ヤングコーン、ナス、レンコン、マイタケ、三浦カボチャなど、そのどれもが三浦で獲れたもの。

煮物の小冬瓜は、名前の印象と異なる夏野菜です。上手に保存すると冬まで日持ちするから冬瓜(とうがん)というのだそうです。

職人が創る三浦半島の旬を味わう

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代表取締役の石坂昌司さんは日本料理の料理人として、都内や市内の料理店、鎌倉の料亭などで腕を磨き、2015年に会席料理を提供する「日本料理 慈こう」を開業。

四季折々の食材を用い、味はもちろんのこと、見た目にも華やかな日本料理を提供してきました。

同時に、相模湾や東京湾の獲れたての新鮮な地魚や三浦野菜など、地産食材を使ったカジュアルスタイルの会席料理店として「味の旬彩 てん心」がオープンしました。

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「観光に来られた方が、地元の食材を気軽に楽しんでいただけるお店を開きたいと思って始めました。三浦は半島の真ん中に行けば野菜が、海側に行けば魚が獲れます。安くて新鮮な食材が集まるのは大きな魅力ですね」

漁師さんや農家の方々とも長く付き合っているから、その時の良い食材をあうんの呼吸で勧めてくれます。

料理人の所作へのあこがれが原点

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石坂さんが料理の道を志したきっかけは、料理そのものよりも「料理人」でした。

「学生の頃、料理店の調理人が客席に挨拶をしに来ててくれて。料理の説明をしてくれて、その姿に感動したんですよね。初めて大人の立ち居振る舞いを見たときの感動を、てん心に来店したお客さんにも感じていただければと思います」

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そんな店作りが浸透しているからか、お店のスタッフは物静かでいながらも優しくて気さくな方ばかり。

素材・料理・内装・スタッフの四拍子揃った、三浦の食をまるっと楽しめるお店でした。

取材日 2025/06/28

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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三浦キャベツの外葉を、和食の技術を使って創作した「chou chou 」(しゅーしゅー)。左のテイクアウト版は400円、店内で食べる右の皿は580円。

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ネーミングを優しくして絶賛売り出し中の、血合い改め茜身(あかねみ)を使った「茜身真薯スティック揚げ」(770円)。タルタルソースが茜身の旨味と揚げたパンの歯触りを活かします。

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明るい店内で三浦の旬をぞんぶんに堪能できます。

Writer奥野大児

1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。

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