【逗子】スパイスが決め手!もちもち食感の米粉パンケーキが人気のカフェ「在 aru」

Release2025.10.25

Update2025.10.25

【逗子】スパイスが決め手!もちもち食感の米粉パンケーキが人気のカフェ「在 aru」

Release2025.10.25

Update2025.10.25

2024年10月に逗子の住宅街にオープンしたカフェ「在 aru」。

アパレルやフラワーショップ、大工など様々な経歴をもつ髙沢隆児さんの理想がカタチとなったお店では、自家製グラノーラを使った米粉のパンケーキが話題を呼んでいます。

アンティークな雰囲気の店内でスパイスの効いたモチモチパンケーキをいただいてみます。

スパイス薫る「グラノーラパンケーキ」(1,100円)の風味とモチモチ食感

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2024年10月、逗子の住宅街に新しいカフェ「在 aru」がオープンしました。

色々な焼き菓子が並ぶ中、今回は新たに登場した自家製グラノーラをふんだんに使った「グラノーラパンケーキ」(1,100円)をオーダー。

運ばれてきたパンケーキの大きさに少し驚きつつ、ナイフを入れていくとスパイスの香りが広がり、生地のモチモチ感も絶妙!

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生地全体がブラウンがかっていますが「それはスパイスの色ですね。パンケーキには当店で販売もしているグラノーラ『オールスパイスいちじく』を使っていて、ナッツの香ばしさやドライフルーツの甘さ、オールスパイスの風味などを塩味が引き立てるようにしています」

小麦粉ではなく米粉が使用されておりモチモチ感もあり、朝ごはん感があります。

葉山の建具店で見つけた大きなガラス窓

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「在 aru」のコンセプトは、フランスの田舎にある小さなアトリエ。

友人を招き入れると「君の部屋そのものだね!」と言われるほど店主自身の好みが反映されています。

柔らかな陽の射し込む店内ではリラックスしながらスイーツを味わえます。

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アンティークな雰囲気の中にある、引き戸のガラスの大きさに目が行きました。

「それは葉山にある古建具店『桜花園』さんで見つけたものです。

建具は建物を解体するときに同時に壊されてしまうのですが、こうして大事に残されたものがとても気に入って、自分のお店に採用しました。庭がよく見え、光がたくさん入ってくるところがいいですね」と髙沢さん。

オープン日に愛猫が帰ってきて感じる地域の温かさ

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髙沢隆児さんは関西のご出身。

京都でカフェの店長をしていたところ、ひょんなきっかけから家族の経営する工務店に入社し大工として働くことに。

そこからしばらくして、関西から関東に移り住む決断をした髙沢さん。当初は鎌倉エリアで探していましたが、最終的に逗子に居を決め横浜の工務店に就職。そこから新しい生活がスタートしました。

「関西での生活が長く、自分の人生を大きく変えたくて移住しようと思ったんです。逗子に来て、最初は仕事ばかりの毎日で、このあたりの良さを感じる余裕もありませんでした。それから大工をやめることを決めて、以前から自分のカフェを持ちたいと思っていたことを勤務していた工務店の社長に相談したところ、繋がりのある方に店舗物件を紹介していただいたり、それから街の素敵なお店を探す余裕ができてきて、逗子って良い街だなって認識できました」

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大工だった経験を活かして、内装工事は完全にDIYで行いました。

「新しく購入したものは少ないですね。自宅にあった椅子や食器棚、ショーケースもそのまま使っています。テーブルやベンチは作りました。床も憧れだったヘリンボーンにしてみました」

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「4月に物件を借り受けてから、少しずつ内装作業を進めていました。通常であれば1ヶ月ほどで完成させることもできるのですが、お庭部分も合わせて半年ほどかかってしまい、大家さんからも『オープンはいつ?』と心配されてしまって(笑)

そこで本当に大丈夫なのか? と不安もある中、オープンの日を10月17日に決めたんです。

その3ヶ月前に飼い猫が脱走してしまったのですが、近所の奥様方が一緒になって探してくれて。10月17日に『見つかりましたよ』と連絡が来て、オープン初日なのにお店を急遽一時クローズにして迎えに行きました」

そんな忘れられないオープン日を迎え、さらに逗子の人たちの温かさを感じるエピソードでした。

取材日 2025/8/18

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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テイクアウト用の自家製クッキーは髙沢さんが昔から自分のおやつにしていたレシピで焼いたもの。

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ショーケースには各種スイーツが並びます。

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自家製グラノーラは3種類のフレーバー。内容量違いのものもあり、1番小さなサイズ(50g)はお試しにもピッタリです。

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隠れ家的な雰囲気。

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夏場はサンシェードが登場して光を柔らかくしてくれます。

Writer赤坂太一

東京と福岡の2拠点生活をしている編集者・ライター。デジタルガジェットとクルマなどの乗り物が好物。マニアックな世界を一般向けに翻訳するコンテンツ制作が得意。

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