【久里浜】地元食材にこだわる「みくり」三浦野菜もたっぷりの「本日のお刺身3種盛り」

Release2025.03.17

Update2025.03.17

【久里浜】地元食材にこだわる「みくり」 三浦野菜もたっぷりの「本日のお刺身3種盛り」

Release2025.03.17

Update2025.03.17

新鮮食材のボリームが嬉しい 刺身盛り

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京急久里浜駅前のはろーど通り商店街の海鮮居酒屋「海の幸と大地の恵み みくり」は、お向かいにある老舗串焼き店「若鳥だるま」の姉妹店として2020年秋にオープンしました。

店長の木村和貴さんが目利きをした、契約農家から仕入れる三浦野菜や、三崎のマグロをはじめとする新鮮な海鮮を楽しめると好評です。

一番人気は「本日のお刺身3種盛り」(1,408円)。その時々でおいしい魚が厚切りで提供されます。新鮮な海の幸を口いっぱいにほおばることができ、しあわせいっぱいです。

この日は三崎のマグロ、脂の乗った真鯛、むっちり歯応えのあるワラサ(ブリの成長前の呼び名)の3種でした。三浦野菜も添えられており、野菜もしっかり楽しめるのも嬉しいポイント。

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仕入れによってバリエーションが異なる「三浦野菜の彩りサラダ」(770円)も代表メニューです。

この日はにんじんやレタスなどのほかに、5種類の大根が含まれていました。

白い中心部と赤い外周部の「茜わらべ」、赤と濃い赤の「紅くるり」、赤と緑の「紅芯(こうしん)大根」、紫の「紫大根」、白の「青首大根」という見た目も味も異なる大根尽くしで、三浦の大根を堪能できました。

近隣では数少ない大箱店

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雑居ビルの4階をワンフロア使っているみくりは、最大で70人ほどの団体でも予約できる大箱店。

「近隣でこの規模のお店は少ないのではないでしょうか」と木村さん。

ふすまで小さな個室に仕切れるため、ファミリーから団体の宴会まで、様々なニーズに対応できます。各テーブルは掘りごたつのように足を下ろせるため、座ってみると天井が高くなり居心地は抜群です。

「久里浜は近頃、横浜F・マリノスの練習拠点や警察署ができ、また2025年3月から横須賀市立総合医療センター(450床)ができ、人の流れが活発になっています。大人数で三浦の食材を食べられる場所としてアピールしたいですね」

と、木村さんもやる気満々です。

久里浜の人々の「台所」になりたい

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みくりの前身となる飲食店を経営していた企業のスタッフだった木村さん。前身企業が撤退するのを機に、一国一城の主になりました。

自身が横須賀で育ったこともあり、幼馴染が継いだ農園や、お店同士のつながりで仕入れられた野菜をフル活用しています。

「三浦半島の野菜は、山から流れ込む豊富な水と栄養に加え、日照時間の長さに恵まれていて生育環境がよいです。おいしさはもちろん、多品種を育てる農家さんが多いからさまざまな食材が手に入ります」と胸を張ります。

「『みくり』は、三浦半島の『み』、久里浜の『く』、台所を意味する庫裡の『り』から名付けました。みんなの台所のような存在になってくれたらいいですね」。

木村さんの気持ちがこもった店名の由来でした。

取材日:2025/2/6 

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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2024年には約70人の予約がドタキャンになったことがあったそうです。近隣の方やお店の常連さんの協力でのりきりました。

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下には穴をくりぬいて飾りを置き、ガラスで蓋をしたオブジェが。小さなお子さんがとても喜ぶそうです。

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正面にある姉妹店「若鳥だるま」は創業70年近く。ここで仕込んだ焼き鳥を注文できるのもユニークです。

Writer榎本あさみ

フリーライター。湘南在住。健康スポーツ業界、フィットネス専門誌編集部を経て独立。旅行先、出張先でスーパーに行って見廻りたい。衣食住全般・ピラティスが好き。

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