逗子・池田通り沿いにある「maresco(マレスコ)」。
三浦半島で採れた旬の魚介や野菜を使用した南イタリアの料理を味わえます。メニューのこだわりについて伺うと「新鮮なものを使って、手をかけすぎず、というところですね」とシェフの柳沢学さん。
そんなこだわりが込められたディナーメニューの一品が「三崎マグロのグリル グリーンペッパーソース」(2,500円)です。グリーンペッパーソース、ペコリーノ・サルドを散らして、鮮やかなお皿に盛られ見た目もとてもカラフル!
逗子・池田通り沿いにある「maresco(マレスコ)」。
三浦半島で採れた旬の魚介や野菜を使用した南イタリアの料理を味わえます。メニューのこだわりについて伺うと「新鮮なものを使って、手をかけすぎず、というところですね」とシェフの柳沢学さん。
そんなこだわりが込められたディナーメニューの一品が「三崎マグロのグリル グリーンペッパーソース」(2,500円)です。グリーンペッパーソース、ペコリーノ・サルドを散らして、鮮やかなお皿に盛られ見た目もとてもカラフル!
マグロの頬肉の部分を使用しているとのことですが、まるでお肉を食べているような食べ応えがあります。
柳沢さんは南イタリアのサルデーニャ島で修行していた時期があり、そこでもマグロがメジャーなんだそう。年に一回、マグロの祭りもあるのだとか。
お料理に合わせてワインも。この日「三崎マグロのグリル」に合わせて選んでいただいたのはシャルドネ(グラス1,000円)が、爽やかにマッチングします。
「Maresco」を訪れたらぜひオーダーしたいのが本格的なドルチェ(イタリア語で甘いもの)。どれも柳沢さんの手作りです。
「ドルチェは作らない、という料理人もいるんですけど、僕は昔から興味があったのでイタリア修行の間も作っていました」。
今回気になって注文してみたのは「栗とマスカルポーネピスタチオのズコット」(800円)。耳慣れないズコットというドルチェですが、聖職者がかぶっている小さな帽子を模して作られているのだそう。ドーム状のスポンジケーキの中には、マスカルポーネチーズのクリームに粒感が感じられる栗やピスタチオがたっぷりと練り込まれています。季節で具材も変わるので「次のズコットはなんだろう?」と、通年で楽しめそうです。
南イタリア料理と聞くと、なかなかどんなメニューか思いつきにくいかもしれません。しかしそれぞれの料理のお話を伺ううちに日本との共通点が浮かび上がってきました。
「三浦半島と南イタリアの海産物や野菜を見ていると、似ているなと思うような食材が多くあります。だから、ここ逗子で料理を提供できているのでしょうね。南イタリア料理に近いものがお出しできていると思います」。
現地で修行をしてきたからこその味と、こだわりが感じられる「Maresco」の料理。
現在も南イタリアにはたびたび訪れているという柳沢さん。「またそろそろ行かないとなあ」。そうつぶやく表情にはどこか楽し気な様子も感じられるのでした。
取材日 2025/02/07
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
逗子・葉山のイタリアン maresco~sapore di mare~(マレスコ)
住所 神奈川県逗子市逗子7-3-49 クリオンハウス 1F-B
電話番号 046-827-7020
営業時間 11:30~15:00 17:30~22:30
定休日 水曜日、第2木曜日 その他不定休み
アクセス 「逗子・葉山駅」から約7分 「逗子駅」から約5分
URL https://www.maresco.jp/
Writerふくだりょうこ
大阪府出身、神奈川県の盆地住まいのライター。ゲームシナリオのほか、インタビュー、エッセイ、コラム記事などを執筆。読書とカメラ、うさぎが好き。
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