【三浦】東京から移住 蔵カフェを開業した若林亜希さんこだわりの中煎り珈琲

Release2024.11.19

Update2024.12.12

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【三浦】東京から移住 蔵カフェを開業した 若林亜希さんこだわりの中煎り珈琲

Release2024.11.19

Update2024.12.12

魅惑のスペシャリティーコーヒーとチョコバナナワッフルの取り合わせ

「CABA Coffee Beans」は、東京からの移住者である若林 亜希さんが2023年にオープンしたカフェ。蔵だった当時の面影をそのまま今に残した風情のある建物です。

「焙煎豆を売るにはどうしたらいいか。結局、おいしい珈琲を飲んでいただくのが一番はやい」

意外なことにその当時、焙煎豆をハンドドリップで飲ませてくれるカフェはまだ存在していなかったのです。

オススメはスペシャリティーコーヒー(600円)。カップにたっぷりと入ったコーヒーはエチオピアのナチュラル豆を中煎りで焙煎したもの。味が強すぎず、弱すぎず、すーっと入って、フルーティな風味が口の中に広がります。

ワッフルは韓国のカフェ文化でメジャーなスイーツ。「チョコバナナ」(800円)は、チョコレートソースとバナナの甘味と甘さ控え目の生地がメリハリの効いた味を演出している逸品です。ボリューム感があるので、ふたりでシェアしても十分ですよ。

人生後半戦。東京から移住した土地はきれいな海の残っている三崎だった

若林さんは東京で宝飾ブランドの接客を20年したあと、人生の後半戦を焙煎士として別の場所で暮らしたいと思っていました。友人のいる三浦半島をたずねたとき、ピンと来たそうです。その理由は、

「ずばり海。シュノーケリングが好きなので」

伊豆に匹敵するとても美しい海だそうです。

場所は三崎の下町になりますが、住民の人がみんな優しく、新しく移住してきた人が店を開くと応援してくれると言います。

2階の天井の高さと蔵由来の梁は一見の価値あり

1階のカウンター席は常連客がワイワイお喋りしている和やかな雰囲気。

観光で訪れた方には広々とした2階がオススメです。蔵の時代からある急な階段を上がると、目に入るのが高い天井と古風な太い梁。昔の蔵をモダンに改造した居心地のいい空間です。

4席のカウンター席と、2人掛けのテーブルが4つのゆとりある空間が広がります。デザインを手がけているのは、模型や貴金属のひな形を作る原型師のご主人だそうです。テーブルにレジンコーティングが施されているなど、プロの工夫で出迎えてくれますよ。

取材日 2024/10/21

FOCACCIA SAND(フォカッチャサンド)ハム&チーズ(700円)も安価でボリューム満点。

机と椅子は手作り。オシャレなレジンコーティング。

階段を上がったところにある大根ランプもご主人の作品。

Writer深川岳志

フリーライター。兵庫県生まれ、東京都杉並区在住。IT入門系のほか、取材もの全般。ライトノベルの校正も手掛ける。ふだんは小説ばかり読んでいる。著作は「プログラマの秘密」「プログラマの憂鬱」ほか。

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