JR東逗子駅から徒歩数分の「ひるね」は、レンタルスペース「cas!ca」で週3日だけ営業する手作りランチのお店。
人気の「中華粥セット」は、季節野菜とスパイスを組み合わせた彩り豊かな一皿で、小皿4品と合わせて味わいの深さが楽しめます。
JR東逗子駅から徒歩数分の「ひるね」は、レンタルスペース「cas!ca」で週3日だけ営業する手作りランチのお店。
人気の「中華粥セット」は、季節野菜とスパイスを組み合わせた彩り豊かな一皿で、小皿4品と合わせて味わいの深さが楽しめます。
フリースクールやレンタルスペースを営む「cas!ca(カシカ)」で、週3日、飲食店「ひるね」を営業している店主の齊藤里娜(さいとうりな)さんによる素材を活かした手作り料理のメニューが魅力で、中でも人気のあるランチの定番メニュー「中華粥セット」(1,400円)を頂きました。
ひと目でわかるように、お粥に乗っている具材がとてもカラフル! こんな艶やかなお粥に初めて出会いました。
多くの鎌倉野菜と三浦野菜の上に3種のスパイスが盛られ、鶏ベースのお粥を彩っています。お粥にのっている粉は、ナッツやゴマ、塩などを混ぜ合わせたデュカという中東の複合スパイス。複雑な塩味と中華粥の相性が抜群でした。
お粥の付け合わせには、本格的なスパイスカレー店で出てくるようなアチャールなど小皿が4つも出てくる豪華盛りです。
アチャールの酸味や塩味、甘味、お粥には出汁のうま味、野菜の苦みと、料理の基本である五味に、辛味まで加わった、あらゆる味覚を味わえました。
「私、作れるものはできるだけ手作りにしたいんです」。
お粥用の辣油まで手作りする齊藤さんは、コーヒーにもこだわりを見せています。
近隣のスペシャルティコーヒー専門店「PARAISO COFFEE」で「ひるね」の特別ブレンドを作ってもらい、その豆を注文後に手で挽いてハンドドリップしています。
ちょっと珍しい背の低いカップで頂いたホットの「ハンドドリップコーヒー」(左・600円)と「コールドブリューコーヒー」(右・650円)は、程よい酸味とコクが共存しています。
築90年ほどの古民家を改装した店内で飲むコーヒーは落ち着く気持ちが深まり、根が生えてしまいそうでした。
中華粥は、齊藤さんが幼いころから食べていたお母さんの得意料理だったそうです。
「わたしは、自分が本当に美味しいと思えるものを作ることを大切にしています。美味しい野菜を見つけてカットするだけでも、副菜をひとつ考えるだけでもワクワクします。そして、その気持ちがお客様に届いて『美味しい』と感じていただけたときは、とても嬉しく、大きな励みになります」
自分で提供したい、という強い想いから、アルバイトも雇わず、運営は完全に一人。店舗管理は「cas!ca」側で行なってもらえるので、料理とサービスに集中できています。
齊藤さんは近く、友人が逗子駅で営むレストラン「E.M STAND」で、週数回の朝営業も始めるそうです。
こだわりの料理を自分一人で提供するポリシーは変えないため、今は多店舗経営などは考えていません。
丁寧に作られた美しい料理をのんびりと楽しむ。「ひるね」はスローフードを堪能するのにピッタリな空間でした。
取材日 2025/10/28
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information

ひるね
住所 神奈川県逗子市沼間3-7-10
電話番号 080-9571-4964
営業時間 8:30~15:00
営業日 火・木・金曜日
アクセス JR「東逗子駅」から9分
URL https://www.instagram.com/hirune_o_hirune/
Writer奥野大児
1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。
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