2022年3月に、南フランスのコート・ダジュールと葉山をマリアージュしたイメージのフレグランスやファッショングッズを展開する「HAYAMA AROMANCE」が誕生しました。AIが主体のロジカルな今の時代だからこそ、香りを通してその人それぞれの"感性"を大事にしてほしい、という想いのもと生まれたブランドです。
2022年3月に、南フランスのコート・ダジュールと葉山をマリアージュしたイメージのフレグランスやファッショングッズを展開する「HAYAMA AROMANCE」が誕生しました。AIが主体のロジカルな今の時代だからこそ、香りを通してその人それぞれの"感性"を大事にしてほしい、という想いのもと生まれたブランドです。
メインとなる香りは3種類。最初にリリースした「Le Rivage(ル・リヴァージュ)―海岸通り―」(オードトワレ100ml 13,000円、ルームフレグランス 9,800円、オードトワレ18ml 6,000円) と「Imperial Villa(インペリアル ヴィラ)―御用邸―」(オードパフューム50ml 17,000円、ルームフレグランス 9,800円、オードパフューム18ml 7,000円)は、南仏コートダジュールと葉山の風景や風、花の香りをマリアージュさせて生まれました。
「海岸通り」とは、逗子の渚橋から葉山の一色海岸へとつながる道路。「御用邸」とはもちろん、葉山の御用邸のこと。前者はフローラル調のアクティブな香り、後者は心落ち着くノスタルジックな香りです。
もうひとつは、2023年に誕生した「Aromance Audrey(アロマンス オードリー)」。時間で変化する香りにのせて、オードリーヘプバーンのようなキュートな女性をイメージしたとのこと。爽やかなグリーンフローラルウッディー調の⾹りです。
1つの香りをサイズの異なる香水やルームフレグランスだけでなく、ハンドクリーム、ソープ、キャンドルなどにも展開。お試しサイズ(5ml)の香水やソープは2,800円と、手に取りやすいお値段でギフトにもおすすめです。
葉山マリーナ2階のショップに到着すると、ミモザカラーのイエローが目に飛び込んできます。続いて、さまざまな香りが鼻をくすぐります。
多くの香りが重なっても、調和がとれているのはなぜでしょうか。
「調香師・森日南雄(モリヒナオ)さんの技術です。香りが混ざると喧嘩しちゃうんですが、森さんの創る香りは混ざり合って、新たな香りを生み出してくれます」と、社長の真海(しんかい)英明さんが理由を教えてくれました。
真海さんは、アパレルブランドにいたころ、フランスで香りをまとう習慣に出会います。日本でも、もっと香りのある生活を届けたいと、ブランドを立ち上げました。
オリジナルの香りを創るのは、南仏グラースで調香を学び、調香歴50有余年の森日南雄さん。湘南生まれとのことで、真海さんが「海岸通り」「御用邸」のイメージを伝えると、すぐに理解してくれたといいます。
2025年6月には、新たな香り「葉山マリーナ」も誕生予定。香りをかぐと、葉山の海に並ぶヨットの風景が浮かびそうです。
取材日 2025/03/01
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
HAYAMA AROMANCE(ハヤマ アロマンス)
住所 神奈川県三浦郡葉山町堀内50-2 葉山マリーナ 2F
電話番号 046-854-5151
営業時間 11:00~17:00
定休日 火曜
アクセス JR逗子駅もしくは京浜急行「逗子・葉山駅」から10分 バス停「葉山マリーナ」すぐ
URL https://hayama-aromance.jp/
Writer田辺 紫
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドをつとめる。「横浜ウォッチャー」として、見て、聞いて、撮って、食べて、実際に体験した横浜情報を発信。
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