逗子駅前で2023年に開店以来、人気店になった「Ramen TORIO」。
厳選した焼酎などが並ぶ店内はカフェやバーのようなしつらえで、17:30からのディナータイムはゆっくりとした時間を楽しむことができます。最後は鶏白湯ラーメンでシメる大人の時間。逗子では珍しいお酒が飲めるラーメン店として地元で話題になっています。
逗子駅前で2023年に開店以来、人気店になった「Ramen TORIO」。
厳選した焼酎などが並ぶ店内はカフェやバーのようなしつらえで、17:30からのディナータイムはゆっくりとした時間を楽しむことができます。最後は鶏白湯ラーメンでシメる大人の時間。逗子では珍しいお酒が飲めるラーメン店として地元で話題になっています。
「Ramen TORIO」の人気メニューと言えば、塩と醤油が選べる「トリパイタンラーメン」(1,000円)です。神奈川県産のこだわり食材も多彩に使った、地元を意識したラーメンに仕上がっています。
そして、ラーメンに加えて、街の人から喜ばれているのが、おつまみメニューとお酒が充実していること。
「鶏唐揚げ」(300円・2個)や、鶏肉を使った「鶏焼売」(300円・2個)、餃子などの定番サイドメニューに加えて、「A5黒毛和牛のたたき(ポン酢とガーリックチップ」(900円)や「よだれ鶏」(600円)、「低温調理 鶏レバー刺身」(650円)、「低温調理 鶏ハツの刺身」(650円)などのおつまみメニューを用意しています。特に薄めにスライスされたA5黒毛和牛のたたきは絶品でした。
オーナーの小笠原克さんは、「カナダで出店していたお店では、ラーメンを食べる前に、おつまみを食べながらお酒を飲むお客さんがたくさんいました。日本でもそうなるといいなと思って、おつまみとお酒を置いています。家族で来て、お父さんはちょっと1杯、できたらいいですよね」と、語ります。
お酒が充実しているのも、このお店の魅力です。
定番の「瓶ビール」(750円)や「レモンサワー」(650円)に加えて、「酒屋が選ぶ焼酎大賞」を3年連続で受賞し殿堂入りした芋焼酎「GLOW」(ソーダ割り650円)や、鎌倉で醸造されている「ヨロッコビール」(900円)などをラインナップしています。
逗子には町中華のようなお店があまりないため、ちょっとしたおつまみを食べながらお酒が飲める店として注目を集めているそうです。
「来ていただいているお客様の年代や男女は、そのときそのときで本当にバラバラですね。女性しかいない時間帯もありますし、そういうときはスーツの男性が入りにくくしていたりもしますね(笑)」と、小笠原さん
「Ramen TORIO」のラーメンはカナダのお店で開発した味を逆輸入したものです。
ただし、カナダでは宗教的な理由で豚が食べられないひとがいるため、完全に鶏だけのスープ。しかし日本では豚も追加し、日本人好みの塩分に調整し、より美味しく仕上がっているといいます。
また、おつまみメニューも、小笠原さん自身がカナダで長く居酒屋を経営されていただけに、非常にクオリティが高いのも魅力でした。
今後、カナダのようにさらに店舗展開していきたいと語る小笠原さん。逗子から、おつまみとラーメンで飲むスタイルが広がっていきそうです。
取材日 2025/06/27
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
Ramen TORIO
住所 神奈川県逗子市逗子2-6-22
電話番号 046-813-0443
営業時間 11:30〜14:00L.O.(土日は14:30L.O.)、17:30~21:00
定休日 月曜日
アクセス 京浜急行「逗子・葉山駅」から約2分
URL https://www.instagram.com/ramen_torio
Writerコヤマタカヒロ
1973年生まれのフリーランスライター。東京・多摩地区在住。大学在学中にファッション誌でライターデビュー。30年以上、パソコンやデジタルガジェット、家電を専門分野として執筆活動を展開。また、家電の情報サイト「カデスタ」を運営するほか、製品開発、人材教育、PR戦略に関してのアドバイザーなども務める。町中華探検隊にも所属しており、食べ歩きや飲食店取材、人物インタビューなども行う。
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