【三崎】三崎マグロと一緒に食べたい「魚市場食堂」のあっさりアジフライ定食

Release2025.03.15

Update2025.03.24

【三崎】三崎マグロと一緒に食べたい 「魚市場食堂」のあっさりアジフライ定食

Release2025.03.15

Update2025.03.24

ボリューム満点なのになぜか食べ切れるあじフライ

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三崎水産物地方卸売市場の2階にある「魚市場食堂」。魚市場のすぐ上に位置する“市場直結”のお店だけに、「三崎市場の特選海鮮丼」(2,000円)や「市場の日替わり刺身と焼き魚定食」(1,800円)など、海の幸を新鮮な状態のまま提供するメニューが評判です。

そんな中、密かな人気を誇っているのは「あじフライと市場の刺身定食」(1,800円)。ここのあじフライはいつ食べても肉厚! ひとくち食べるとアジの風味が口の中で広がります。

「お年寄りのお客様も残さず食べてくれますよ」と、料理人の松本稜右(りょうすけ)さん。アジのジューシーさが際立っているため、揚げもの特有の重さは確かにあまり感じられません。

さらには、こんな食べ方もおすすめ。

「海鮮丼などをご注文いただき、単品であじフライ(1,273円)を食べるお客様も多いです。1枚が大きいので、4人で分けたとしてもボリュームは十分です」と松本さん。

さっぱりした三崎マグロとあじフライは好相性

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お店が忙しくなったため最近はほかの人に任せていますが、以前は松本さんが仕入れを担当していました。つまり彼は三崎の海鮮を熟知しているということ。そんな松本さんが語る“三崎のマグロ”の特徴とは?

「三崎マグロはあっさりめなので、たくさんの量が食べられます。重くないんです」。

ボリュームのあるあじフライとさっぱりした三崎のマグロ、確かにその相性は抜群でした。

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“三浦半島あるある”が料理人の下地に

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三浦半島の南東部に位置する剱崎エリア出身の松本さん。料理の道に入ったのは20歳の頃でした。

魚市場食堂と同系列のホテルでアルバイトをしていたところ、ホテルの板長さんから「うちでやらないか?」と声をかけられたのがきっかけでした。

「もともと家ではよく料理をしていました。そういえば剱崎では若者でも自分で魚をさばける子は多かったですよ。地方あるあるみたいな(笑)」。

幼少期から魚の調理が身近にある人たちが多いと聞き、三浦半島の底力を感じました。

取材日 2025/01/17

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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焼き魚もフライもおいしい魚市場食堂。迷ったらどれかを単品にして注文するのもアリです!

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マグロもあじフライもおいしい魚市場食堂。お皿を下げるときは「おいしかったですー!」と、店員さんへ声をかけたいものです。

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魚市場食堂は三崎水産物地方卸売市場の2階で営業中。

Writer寺西ジャジューカ

1978年生まれ。数年間の異業界での活動を経てライターに転身。得意分野は芸能、音楽、ドラマ評、(昔の)プロレス。『証言UWF』などで執筆。東京生まれだけに地方のおいしいものに憧れがある。

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