三浦市役所からすぐにある「食房miura」は、夜のみ営業している小料理店です。
中でも人気の「おろしワサビのアジフライ」(650円〜)は、訪れるお客様の多くがオーダーする逸品です。身の大きさによって値段も変わります。
「冬はアジの季節ではないので、地元以外からも仕入れています。今日のは長崎県松浦市の黒潮港から直送されたものです」と店主の荏原秀介(えはらしゅうすけ)さん。
三浦市役所からすぐにある「食房miura」は、夜のみ営業している小料理店です。
中でも人気の「おろしワサビのアジフライ」(650円〜)は、訪れるお客様の多くがオーダーする逸品です。身の大きさによって値段も変わります。
「冬はアジの季節ではないので、地元以外からも仕入れています。今日のは長崎県松浦市の黒潮港から直送されたものです」と店主の荏原秀介(えはらしゅうすけ)さん。
おろしワサビをのせて勢いよく口に含むと、弾力とフワフワ感が両立している身の食感と甘み、そしてワサビのアクセントによって、実にお酒と合うアジフライに仕上がっています。
「三浦市、特にこの三崎地区は酒飲みが多いエリアなんです(笑)。夜営業のみなのでメニューも単品を意識しています」とのこと。
食房miuraは、2014年5月に地魚料理店としてオープンしました。現在は秀介さんと奥様の由佳さん2人で営まれていますが、元々は秀介さんの親の代から小網代地区で家業として飲食店を経営していたところから始まっています。
「地魚料理店やカニ料理店など、小さい頃から家業をずっと見てきていたので自然と自分も料理人になると思って、学生時代が終わったときに働き始めました。その前もお店には腕の良い板前さんがたくさんいたので、それぞれ得意なジャンルの料理を教わっていましたよ」。
現在の場所は、前の店舗から移転を考えていたときに、三崎の街中で偶然同級生と再会し「この近くにちょうど良いテナントがあるよ」と紹介されスムーズに契約。引き寄せられるように食房miuraがオープンしました。
「お客様は幅広く色んな方々に来ていただいています。それもあって、魚料理だけではなく揚げ物もラインナップしています。自分もそういうバラエティに富んだ料理を出すお店にしたかったのもあります。
アジフライは『どうしてもこのフワフワな仕上がりにならないからここに食べにくる』と仰ってくれるお客様もいらっしゃいます。うーん、特別なことはしていないつもりですが、衣が流れてしまわないように手早く、パン粉も身の曲面を意識して着けるのが秘訣といえばそうなのかもしれません」と謙遜しながらも、達人の味を披露していただきました。
メニューボードを見ると、どれも食べたくなるものばかりの食房miura。
アジフライ以外にも気になるメニューが目白押しですので、夜の三崎を訪れる際は要チェックです。
取材日 2025/01/18
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
食房miura
住所 神奈川県三浦市三崎1-2-21
電話番号 046-890-3536
営業時間 17:30〜22:00
定休日 火・水曜日
アクセス 京浜急行バス「三崎東岡」「日ノ出」から徒歩3分
URL https://www.facebook.com/shokubomiura/
Writer赤坂太一
東京と福岡の2拠点生活をしている編集者・ライター。デジタルガジェットとクルマなどの乗り物が好物。マニアックな世界を一般向けに翻訳するコンテンツ制作が得意。
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