横須賀・YRP野比駅そばの「ヒマラヤンベーカリー」は、自家製カスタードのチョココロネや溶岩釜で焼くモチモチパンが人気の名店。
創業から20年以上、変わらぬ味と温かな夫婦の接客で、地域に愛されるパン屋さんの魅力を探りました。
横須賀・YRP野比駅そばの「ヒマラヤンベーカリー」は、自家製カスタードのチョココロネや溶岩釜で焼くモチモチパンが人気の名店。
創業から20年以上、変わらぬ味と温かな夫婦の接客で、地域に愛されるパン屋さんの魅力を探りました。
2003年開業のヒマラヤンベーカリーは横須賀市野比の顔ともいえるパン屋さんです。
「自分で言ってしまいますけど私が作ったカスタードクリームは本当においしいんですよ」と胸を張るのは、ヒマラヤンベーカリーの店長・内山和英さん。妻の裕子さんとともにパン屋を営んでいます。
自慢のカスタードクリームがたっぷりと入ったチョココロネ(210円)は、地元で大人気のひと品です。他のチョココロネと何が違うのでしょうか。
「それは小麦粉の分量です。小麦粉をできるだけ少なくすることで、卵黄や砂糖の味を引き立たせているのです。プリンのような食感にしました」
この「チョココロネ」に加え、和英さんに選んでいただいた自慢のパンは3種。アップルパイ好きには嬉しい「ポム〜りんご〜」(270円)、ゴロリと入ったベーコンとじっくり煮込んだオニオンソースの「オニオンベーコン」(300円)です。ぜひご賞味ください。
お店の外には椅子とテーブルが1セットあり、座って食べることもできます。
和英さん曰く、「近くに公園とかがないんですよ。気軽に休んでもらおうと思って設置しました。利用してくれる方が多いですね」とのこと。お店は地域の交流の場でもあるのです。
内山和英さんは、横浜の「ブレーメン」、藤沢の「ベーカリーレストラン PINY」を経て、奥様の裕子さんとともにヒマラヤンベーカリーを開業しました。開業時から決めているコンセプトがあります。
「安心安全、おいしくたのしいお店であること。いつ来てもおいしくて、同じ時間に商品が焼き上がっていることを守っています。パンは気温や湿度で仕上がりが日々変化しますので、同じ味を保つのが実はは難しいんですよ。それでもお客さんがいつ来ても変わらない味を出し続け、商品であるパンが変わらず同じ時間に店頭に並んでいる。あくまで基本に忠実でありたいと思い続けています」
地元に愛されるヒマラヤンベーカリーは今日も明日もおいしいパンを焼き続けています。
取材日 2025/5/29
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
ヒマラヤンベーカリー
住所 神奈川県横須賀市野比1-19-2
電話番号 046-848-1465
営業時間 7:00〜19:00
定休日 日・月曜日
アクセス 京浜急行「YRP野比駅」から3分
URL https://www.instagram.com/himarayanbakery
Writerしゅんどう
三浦半島在住。「カピバラ写真展」をよこすかポートマーケット、ソレイユの丘などで開催し、自身はカピバラ紙粘土の造形、カピバラ絵本制作を行っている。
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