海を一望できる野比海岸に、元バイクレーサーの辻本聡さんが手がけるカフェ「Cafe PILOTA MOTO」があります。店内には、辻本さんが現役時代に実際に使用したレーシングギアやバイクが飾られ、バイク好きの秘密基地の空間が広がります。
海を一望できる野比海岸に、元バイクレーサーの辻本聡さんが手がけるカフェ「Cafe PILOTA MOTO」があります。店内には、辻本さんが現役時代に実際に使用したレーシングギアやバイクが飾られ、バイク好きの秘密基地の空間が広がります。
店内に入るとまず目を奪われるのは、オレンジ色の壁一面に飾られたバイクのイラストや写真、そして本物のレーシングバイク。元レーサーであるオーナー、辻本さんがこれまでのレース人生で実際に使ってきた、かけがえのない宝物です。
耐久レースにおいてピットインした際にバイクを止めるためのボードの前には愛車が置かれています。
レースで使ったヘルメットやレーシングスーツも飾られていて、辻本さんのレーサーとしての歴史と情熱が凝縮された空間。
愛車やレーシングギアが放つオーラに、思わず心を奪われます。
カウンターの上には、辻本さんが監修した デアゴスティーニのバイク・コレクションがずらっと飾られています。
レトロな照明やこだわりのアイテムが作り出すガレージのような雰囲気は、バイク好きにとって、まさに聖地です。
野比海岸に面した通りに「Cafe PILOTA MOTO」はあります。オーナーは、元オートバイレーサーの辻本聡さん。全日本ロードレース選手権TT-F1クラスで2連覇、そして鈴鹿8時間耐久レースでも複数回表彰台に上った、日本のレース界を牽引したレジェンドライダーです。
現在は日テレG+の解説やバイク関連の仕事で活躍しています。
「バイクを操る秘訣は『心・技・体』だと思うんですよ」
バイクはアクセル、ブレーキ、クラッチ、ギアチェンジなどの操作を同時に、かつ正確にこなし、スピードやカーブに合わせて頭と体をフル活用します。
熟練したテクニックである「技」や、長時間のライディングに耐えうる「体」は重要です。しかし、ライダーにとって一番大事なのは「心」だと話します。
「どうすればもっと滑らかに走れるか?」「あのカーブの先はどうなっているだろう?」と常に考え、心を落ち着けてバイクと対話する。
路面の変化や風の動きを感じ取り、バイクと一体になって走る。この心と頭を使ったライディングが、最高に楽しいと目を輝かせて話します。
かつては、高校を卒業したらバイクの免許を取るのが“ひとり立ち”の象徴でした。
「今は“バイクは危ない”と若い人はあまり乗らなくなった。でも昔は、バイクに乗ることが大人への第一歩だったんだよ」
バイクは「誰も助けてくれない」「止まれば倒れる」乗り物。
だからこそ、自分の力で立ち上がる強さを教えてくれます。
自己成長や責任感、社会のルールを身をもって学び、何より“走ることの喜び”を教えくれる存在だと話します。
話をしている間にも、次々とライダーたちが訪れ、活気づきます。
それぞれの愛車が並び、「何に乗ってるの?」という会話から、自然と笑顔が広がっていきます。
ツーリングは、辻本さんにとって仲間との絆を確かめる時間。
言葉を交わさなくても、ハンドサインや走り方で心が通じ合う――そんな信頼関係は、まるでテレパシーのようです。
「車が快適な空間をつくってくれるのに対して、バイクは不便。でもね、その不便さがいいんだよ。
暑さや寒さ、風の感触、海や草の香り。五感を通して自然とつながれるのが、バイクの魅力なんだ」
三浦半島の豊かな自然を感じながら、「PILOTA MOTO」に立ち寄ってみませんか。
風の香りや海のきらめき、仲間との時間――そのすべてが、きっと忘れられない思い出になるはずです。
取材日 2025/8/26
※掲載されている商品・情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information

Cafe PILOTA MOTO
住所 神奈川県横須賀市野比5-6-39
営業時間 11:00 - 17:00
定休日 不定休(詳細はSNSでご確認ください)
アクセス 京急久里浜線「YRP野比駅」から徒歩約10分、京急バス「外来門入口」下車徒歩1分
URL https://www.instagram.com/pilota.moto/

Writerうみのとなり
ライター歴5年 「横須賀っていいな」「行きたいな、住みたいな」と思ってもらえる情報を発信しています。 地元の美しい自然・歴史・地域のあたたかさと魅力を伝えたい!Yahoo!ニュースライター 500件以上取材実績あり。地域クリエイター月間MVA2024年11月、7月、2023年7月連続受賞。

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