逗子の中心、亀岡八幡宮のほど近くに佇む「凛堂」。ビルの2階へ上がり、大きな暖簾をくぐると、そこには街の喧騒を忘れさせるような静かな空間が広がります。

穏やかな光が差し込む店内で、こだわり抜かれた日本茶とともに、心ほどける午後の時間を過ごしませんか？

「凛堂」には、全国から厳選したお茶が整然と並び、訪れた者の気持ちを落ち着かせてくれます。

午後のひとときには「暦茶」がぴったり。お茶は、炭酸茶・ブレンド茶・旬果茶の中から選びます。旬の素材を活かしたオーナーの手作りの和菓子とお茶が楽しめるセットがおすすめです。四季折々の味わいとともに、ふわりと漂う茶の香りが心を満たします。

京都伏見出身の山本さんは、幼い頃からお茶の文化に親しみ、前職ではワイン専門の仕事をしていたほど酒にも精通しています。そんな山本さんが、「若い世代にも日本茶の魅力を知ってほしい」との思いを胸に、逗子という地に茶寮を開きました。湘南に新たな茶の拠点を築きたいと考えたそうです。

日本全国の農家から直接仕入れた20種類ほどのお茶は、山本さん自身が各地へ足を運び、土壌や気候を確かめ、丁寧に選び抜いたものばかり。生産者の想いを受け取ったお茶を、心を込めて淹れることで、その背景にある物語も伝えていきたいと考えています。

さらに、日本茶の奥深さを学び続けるため、茶道・煎茶道・書道を日々研鑽する勤勉家でもあります。その探究心は、凛堂の空間にも息づき、店を訪れる人々の心を和ませる大切な要素となっています。

カップルで静かな時間を共有したり、気の置けない友人と語らいながら過ごしたり、あるいは一人で自分だけの時間を楽しんだり。どんな過ごし方でも、お茶を楽しみながら心がすっと落ち着いていくのを感じられるはずです。

逗子の穏やかな午後、日本茶とともに、特別な時間を過ごしてみませんか？