【葉山】昭和の家庭料理でほっと一息。「ままあん」佐藤ともこさんの一汁五菜定食

Release2026.02.12

Update2026.02.12

【葉山】昭和の家庭料理でほっと一息。「ままあん」佐藤ともこさんの一汁五菜定食

Release2026.02.12

Update2026.02.12

東京・目黒でおしゃれな家庭料理を食べられる人気和食ダイニング「母庵」(ままあん)が、2025年5月に葉山で昭和ご飯のお店「ままあん」として復活しました。

ご飯・具だくさんの汁物と5種類の小鉢からなる「今日の定食」(1,100円)と追加のおかずが店内で食べられ、また、おにぎりやお弁当などテイクアウトも用意されています。

店主の佐藤ともこさんが作る、実家に帰った気持ちになれる「今日の定食」を頂きました。

5種類の小鉢が彩り豊かな「今日の定食」(1,100円)

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定食の汁物は塩豚の野菜スープ。この日8種類用意されていた小鉢の中からお任せでお願いし、左から「菜っぱしらす」「イカとセロリのさっと和え」「南瓜のはちみつジャコ煮」「菜の花マスタード和え」「明太だいこん」を頂きました。

野菜の豊かな三浦半島で営業しているだけあって、使用する野菜は9割以上が三浦産だそう。この日の大根は、青葉の部分を「菜っ葉しらす」で、皮の部分を「明太だいこん」で使っており、使い方にもまったく無駄がありません。

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旬の食材を組み合わせて使い小鉢を作るので、季節の変化に伴って少しずつメニューが変わってきます。自然に、常連さんも飽きの来ない仕組みになっているんですね。

ふっくら炊けたご飯を頂き、豚のうまみが染み出た野菜スープを飲み、副菜を食べる。今日1日頑張るぞ!と心の中で小さなガッツポーズをできる、そんな朝ご飯を楽しめます。

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朝ご飯はこのくらいのボリュームで十分、という方もいますが、もう少し食べたい方には数種類から選べる「追加の主菜」(660円)があります。

頂いたのは「豚の生姜焼き」と「おでん」(鶏手羽・大根・こんにゃく・八ツ頭)。豚の生姜焼きは王道の味ですが、生姜がよく効いたタレはご飯にバッチリです。

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おでんは上品に取られた出汁で旨味をじわりと感じられる種を楽しめました。

コンパクトな店舗で無理せず営業

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佐藤さんの娘さんが幼少期からヨットクラブで活動していたこともあり、東京で営業しているころから葉山に来ることは度々あったそうです。

子育てに専念した時期を挟みましたが、娘さんの成人を機に、クラブのある葉山で腰を据えて営業できる場を探しました。

「葉山の人々が日常的に使えるお店、を第一に考えて作りました」との願いで、シンプルで落ち着くお店作りを目指しています。

奥には家族連れやママ友同士の食事が楽しめる小上がりを用意。あとは一人で座るテーブル席が数席と、佐藤さんの目が届くコンパクトさです。

営業スタイルは日々調整しています。オープン当初は無かったクラフトビールも仕事帰りの方に楽しんでもらえるよう、途中から提供するようになりました。

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お母さんを支える店を作りたい

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佐藤さんは東京出身、料理好きのおばあさんがご飯を作るのを隣で見て育ったそうです。

「学校などでお料理を教わっていなくて、調理師免許を取ったのも飲食店に従事するようになってからです。でも、祖母の隣に立って『こうやるんだ』と見て育ったからできるメニューも沢山あるんですよね。今日の『明太だいこん』で大根の皮を使うのは、祖母のやっていたことそのままですから」

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飲食に従事する前、幼稚園の先生をしていました。その経験と自らも母である佐藤さんは、

「現代は、お子さんとの時間を十分に取れる母親も減ってきていると思うんです。いまのお母さんは本当に忙しくて、仕事をして習い事をして、家事をしてお子さんとの時間を取って、と大変だと思うんですよ。食事については『ままあん』に任せてもらって、その分、家族との時間を作ってもらえたら嬉しいです。さらにカスタマイズにも対応していますので、お気軽に相談してほしいです」と、優しい表情で語ってくれました。

屋号の意味には、「お母さんのような料理」という意味だけでなく「お母さんのための料理」という意味もあるんだな、と感じられた、味も気持ちも優しい「ままあん」でした。

取材日 2025/11/14

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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お店のロゴは娘さんが2歳のときに描いたものを元に作りました。

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店内の照明がおにぎり型をしているのが、推しポイントです。

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朝8時から営業。お弁当(864円。これはさらに648円のおかずを一品追加したもの。※テイクアウト価格)を買って出勤する人も多いそう。

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「甘酒スムージー」(748円) 。季節のフルーツとミキサーにかけて作る、爽やかさとコクある一品。この日はラ・フランスと柿から選べました。

Writer奥野大児

1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。

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