【三崎】うらりマルシェ「やさい館」で旬の野菜と館長・二谷圭介さんの温かさと出会う

Release2025.02.24

Update2025.02.24

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【三崎】うらりマルシェ「やさい館」で 旬の野菜と館長・二谷圭介さんの温かさと出会う

Release2025.02.24

Update2025.02.24

冬の三浦大根など、旬の野菜が並ぶ店内

「うらりマルシェ」の2階にある「やさい館」は、三浦市内を中心とした約200軒の農家が野菜を委託販売する直売所。

新鮮な野菜のほか、精肉やクラフトビールなどのアルコール類、カレー、お菓子、三浦のお土産品など、さまざまな商品を取り扱っています。

取材時(2024年11月末)は、冬の「三浦大根」(180円※取材時)の出荷が始まったばかり。三浦半島の大根の生産量は全国トップクラスで、その魅力は甘みと辛みのバランスの良い味わいと、しっかりとした重量感。

収穫は3月頃までで、まだまだ大きく成長したおいしい大根を楽しめる季節が続きます。

野菜だけじゃない お客さまのニーズに応える地元産のおいしい品ぞろえ

2016年11月にオープンした「やさい館」は、三浦野菜のPRを目的に運営を開始。しかし当時は委託販売してくれる農家を集めるのに苦労したそうです。

農家の販売登録数を増やすため、地道に説明会を繰り返し、少しずつ商品を増やしていきました。それでも約300平方メートルの売り場には空きスペースが生まれていました。

「どうすれば、お客様に喜んでもらえる充実した店舗づくりができるのか?」とスタッフが悩んでいたときに、やさい館にやってきたのが現館長である二谷圭介さんでした。

「経営の視点から、野菜に限定せずに肉やお酒、お菓子などさまざまな商品を取り扱うようにシフトしました。立地的にお土産の需要が高いので、ご当地カレーや地元のクラフトビールは好評いただいています」と二谷さん。

やさい館が果たすコミュニティスペースの役割

二谷さんが館長に就任したのは2018年。

それまでは、石油化学製品輸送会社の営業として働いていました。異業種からの転職に大変なことも多かったそうですが、スタッフと協力しながら店づくりをすることは楽しいと語ります。

「導線をわかりやすくしたり通路を広くしたり。女性の視線の高さに合わせた平台の設置や、車いすの方も移動しやすいレイアウトを採用するなど、お客さまにとって居心地のいい空間を作っています」と二谷さん。

現在では、買い物目的だけではなく、スタッフとの雑談を楽しみにやさい館に訪れるお客さまもいらっしゃるそうです。

「やさい館がコミュニティスペースの役割もできているのはありがたいです」と常に来場者目線が感じられました。

取材日 2024/11/30

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

低めに設置された平台によって商品が見やすくなっています。

姉妹都市長野県須坂市の特産品も取り扱っています。

大きなイラストが目印のうらりマルシェ。

Writer東 最中

横浜在住。編集プロダクション、コンテンツマーケティング会社を経てフリーライターに。関心ジャンルは、働き方・生き方などライフスタイル全般。人生の癒しは動物園とサウナ。

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