神奈川県三浦半島は、豊かな自然と潮風が香る場所。ここで育てられている「三浦牛」は、飼育頭数が少なく、一部のお店でしか手に入らない、珍しい黒毛和牛。
特別な「三浦牛」を育てる「コーシンファーム金田牧場」のこだわりと、牛たちへの愛情がたっぷり詰まった飼育の秘密に迫ります。
神奈川県三浦半島は、豊かな自然と潮風が香る場所。ここで育てられている「三浦牛」は、飼育頭数が少なく、一部のお店でしか手に入らない、珍しい黒毛和牛。
特別な「三浦牛」を育てる「コーシンファーム金田牧場」のこだわりと、牛たちへの愛情がたっぷり詰まった飼育の秘密に迫ります。
「三浦牛」は飼育頭数が少なく、限られた店舗でしか販売されていない希少な黒毛和牛。
経験豊富なプロが優秀な和牛の血統を選択しています。
コーシンファーム金田牧場では、約200頭の三浦牛と7頭の乳牛(ホルスタイン種)が大切に育てられています。清潔な牛舎には、毛並みの美しい牛たちがずらりと並び、その健康状態の良さが伺えます。
「食べる量が半端ない。もりもり食べますよ!」と牧場長の伊藤さんは話します。
使用済みの敷料は堆肥化され、近隣の農家へ供給されるなど、資源循環型畜産を実践。環境に配慮しながら、牛たちが健康に育つための工夫が凝らされています。
昭和61年設立の株式会社コーシンは、もともと食肉卸売業を営んでいましたが、「お客様に鮮度の高い商品を安く、安心で美味しいお肉を届けたい」という強い思いから、2016年に自社牧場でブランド牛の肥育をスタートしました。
肥育から加工、販売までを一貫して行うことで、牛の生育履歴を明確にし、徹底した品質管理を行なっています。
牧場長をはじめ、ファームスタッフさん一丸となって、餌やりから牛舎の清掃、そして牛の健康管理まで、細やかな世話を行っています。
「同じように見えても一頭一頭、全部違う」
伊藤さんは、毎日すべての牛を注意深くチェックし、長年の経験からわずかな異変も見逃しません。
「生き物としての生命を維持しながら、食肉としても育てなければならない。結構シビアですよ」という言葉には、牛への深い愛情と、その命を預かる責任感がにじみ出ています。確かな肥育技術と愛情が、三浦牛の美味しさの秘密です。
株式会社コーシンは、「安心・安全・高品質な食肉を通じて、お客様の豊かな食生活に貢献すること」を企業理念に掲げ、三浦牛のブランド力向上に努めています。
三浦牛の中でも出産経験のない32ヶ月以上のメス牛で、最上級の肉質を持つものだけが「葉山クイーンビーフ」として扱われます。長期間肥育することで、きめ細かくサシが入り、口どけの良い脂肪が特徴の、まさにプレミアムな牛肉です。
三浦牛は横須賀市、横浜市、藤沢市、三浦市にある晃進(コーシン)直営店(7店舗)やDOSKAのオンラインショップで購入できます。また三浦市のふるさと納税返礼品としても採用されています。
コ-スカフード コートコ-シンファームやブランチ南部市場 ミートダイニングコ-シンファームでは、三浦牛の絶品料理を手軽に味わうことができます。
三浦の大自然と、生産者の愛情、そして徹底した管理体制によって育まれた三浦牛。ぜひ一度、極上の味わいを体験してみてはいかがでしょうか。
取材日 2025/7/1
※掲載されている商品・情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Writerうみのとなり
ライター歴5年 「横須賀っていいな」「行きたいな、住みたいな」と思ってもらえる情報を発信しています。 地元の美しい自然・歴史・地域のあたたかさと魅力を伝えたい!Yahoo!ニュースライター 500件以上取材実績あり。地域クリエイター月間MVA2024年11月、7月、2023年7月連続受賞。
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