三崎で地元民に愛されていた「だるま食堂」を25年ぶりに復活させた高橋さん。
人気メニューだった"きいろい”カレーとラード揚げのヒレカツを再現しました。
祖父と祖母が作っただるま食堂の味をキッチンカーに乗せて広めていきます。
三崎で地元民に愛されていた「だるま食堂」を25年ぶりに復活させた高橋さん。
人気メニューだった"きいろい”カレーとラード揚げのヒレカツを再現しました。
祖父と祖母が作っただるま食堂の味をキッチンカーに乗せて広めていきます。
昔のだるま食堂にはきいろいカレー以外にさまざまな人気メニューがありました。その1つがおばあちゃんが担当していたというヒレカツです。
だるま食堂の再開に当たって再現することを決めたのがヒレカツカレーでした。豚のヒレ肉をしっかり叩いてスジを取り、やわらかくしてから100%ラードでカリッと揚げています。
キッチンカーで提供するため、短時間で揚げられて、カレーといっしょに食べて美味しい厚さにしたそうです。
そして、サクサクのヒレカツは単品(400円)でも注文できます。
オープンから約1ヵ月。7月3日より新メニューとしてチキンカツカレー(1,000円)も登場しました。きいろいカレーの上にやわらかいチキンカツを2枚。よりお得にボリュームたっぷりで味わえる新メニューです。
実際にチキンカツを食べてみましたが、あっさりサクサク。きいろいカレーとの相性も良く、ヒレカツにするか、チキンカツにするか、かなり悩むことになりそうです。
さらに店主の高橋さんのところには、だるま食堂の再開を祝うとともに、チャーハンやラーメンなど、さまざまな思い出メニューの復活を期待する声が届いています。
「昔のように鍋を持って行くからルーだけ売って欲しいってよく言われています(笑)。いつかできたらいいなと思っています」
三崎漁港が地元だからこそ、マグロカツはどうですか? と聞いてみたところ、昔のお店のメニューにはメカジキのカツがあったとか。
「これもいつかできたらいいですね」と高橋さんは語ります。
キッチンカー「だるま食堂」は、6月に地元・三崎でプレオープンしました。そして7月からの約1ヵ月間、三浦海岸のイベントに出店しています。
「キッチンカーの良さは、いろんなところのイベントに行けることだと思っています。だるまのカレーを三崎だけじゃなくて、横須賀とか、神奈川県内に広められたらおじいちゃん、おばあちゃんも喜ぶんじゃないかなって」
25年ぶりにだるま食堂の3代目としてキッチンカーを始めた高橋さん。思い出のきいろいカレーが三崎から広がって行きそうです。
取材日 2025/07/06
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Writerコヤマタカヒロ
1973年生まれのフリーランスライター。東京・多摩地区在住。大学在学中にファッション誌でライターデビュー。30年以上、パソコンやデジタルガジェット、家電を専門分野として執筆活動を展開。また、家電の情報サイト「カデスタ」を運営するほか、製品開発、人材教育、PR戦略に関してのアドバイザーなども務める。町中華探検隊にも所属しており、食べ歩きや飲食店取材、人物インタビューなども行う。
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