【三崎】築90年の古民家でマグロを味わう朝ごはん「bed&breakfast ichi」

Release2025.02.25

Update2025.02.25

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【三崎】築90年の古民家でマグロを 味わう朝ごはん「bed&breakfast ichi」

Release2025.02.25

Update2025.02.25

海のそばの古民家で、おいしい和朝食を

三崎の静かな住宅街にある宿「bed&breakfast ichi」では、三浦の食材を活かした和朝食(宿泊者のみ)が評判を呼んでいます。

この日、朝食に登場したのは三崎マグロの照り焼き。柔らかい食感としっかりとした味付けで、土鍋炊きのご飯が進みます。

添えられているのは、旬の野菜の煮物や手作りの漬物など。優しい味にカラダが目覚めていきます。土鍋で炊いたご飯は、親戚の農家さんから仕入れたもの。ついつい、おかわりしてしまうほどのおいしさです。

オーナー・成相修(なりあいおさむ)さんの朝食へのこだわりは、ご自身の経験から。「旅先の朝ごはんが旅を豊かにすると感じたので、絶対に朝食を提供しようと決めていたんです」。

90年の歴史を紡ぐ古民家を改装した宿

漆喰の壁や古材を活かしたしっとりとした空間が特徴のichiの客室は、全部で3部屋。随所に昭和の面影を残しながらも快適な滞在を実現しています。

食事ができる1階は、人が集い、おしゃべりを楽しめる雰囲気で到着する宿泊者もホッとできる空間です。

開業から9年目を迎え「少しずつ手直ししながら大切に使っています」と修さん。快適に滞在できるのは、メンテナンスがしっかりしているからこそ。

三崎で過ごす、週末だけの特別な暮らし

妻の祐美さんと一緒に宿をオープンしたのは2016年。

自然学校で8年間働いてきた修さんの経験を活かして、釣り体験など体験ツアーも提供する宿泊施設としてオープンしました。平日は修さんが野生動物調査の仕事で全国を飛び回り、祐美さんは在宅で働きながら、週末だけ2人で宿を営んでいます。

最後に「三崎でマグロを食べて城ヶ島へ行く観光客が多いからこそ、ichiを拠点に三浦の新しい魅力を発見してもらえたらと思っています」と修さんは語ってくれました。

取材日 2025/01/18

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

3室あるうちの1室「komorebi」は、レトロさをしっかり感じさせつつ、築年数を感じさせないほど快適に宿泊できるようにメンテナンスされていました。

宿で出されるコーヒーはichiのために焙煎してもらったオリジナル。お土産用のパックも売っています。

おいしい朝ごはんは洋食も選べます。こちらも食べ応えたっぷり。

宿に入った瞬間、目に入る印象的な青い壁は漆喰仕上げ。鮮やかな色で気分も明るくなります。

Writerミノシマタカコ

フリーライター/Web編集。旅行や食、ホテル、ライトテック、ビジネスなど多岐にわたる分野を執筆。インタビュー多め。狛犬愛好家としても活動中。日本参道狛犬研究会会員。

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