田浦にある「旧市営田浦月見台住宅」を商い住宅としてエリアリノベーションするプロジェクトが開始。2025年7月6日にプレオープンを迎えました。
自然いっぱいの高台にあるレトロな平屋の建物に、新しい息吹が吹き込まれています。
今回は、生まれ変わった天空の月見台住宅で見つけた、心も体も喜ぶ「絶品おむすび」のお店をご紹介。ふわとろ卵×鰻×魚沼産コシヒカリという“幸せすぎる組み合わせ”は、食べる人の心まで満たしてくれます。
田浦にある「旧市営田浦月見台住宅」を商い住宅としてエリアリノベーションするプロジェクトが開始。2025年7月6日にプレオープンを迎えました。
自然いっぱいの高台にあるレトロな平屋の建物に、新しい息吹が吹き込まれています。
今回は、生まれ変わった天空の月見台住宅で見つけた、心も体も喜ぶ「絶品おむすび」のお店をご紹介。ふわとろ卵×鰻×魚沼産コシヒカリという“幸せすぎる組み合わせ”は、食べる人の心まで満たしてくれます。
ご飯の上に大胆に乗った、ふわふわのだし巻き卵。そして肉厚な鰻の蒲焼。
口に運んだ瞬間、とろけるような甘みと香ばしさが広がり、コシヒカリの粒感とタレが絶妙に絡み合います。
使われているのは、新潟県魚沼産コシヒカリ。
「今回は6升炊きました。いいお米だから、美味しいよ」
そう話す店主は、笑顔で手際よくおむすびを握ってくれます。
そのほかにも、紅鮭・梅・焼たらこ・紅鮭×焼たらこ(各400円)など、選びきれないほどのラインナップ。
全てラップに包まれているので、月見台の爽やかな風を感じながら、ワンハンドで気軽に楽しめるのも嬉しいポイントです。この気軽さこそ、“おむすび屋さん”としての魅力。訪れた誰もが、自然の中のピクニック気分を楽しめます。
「おむすび ゆら」は、和食料理人歴50年の店主・田村満さん(71歳)が、娘さんと営む新たな挑戦です。
上海・ベトナムなど海外でも活躍してきた本格職人が、70歳を過ぎて地元・横須賀に帰郷。
偶然出会った月見台住宅のプロジェクトに、「これだ!」と心が動いたそうです。
プレオープンに向けて、「料理をおむすびにうまく乗せられないか」と具材を試行錯誤しました。
塩や素材にもこだわり、ご飯の炊き加減、塩加減、結び方など、すべてに職人の経験と想いが注ぎ込まれた、“プロの技”が光ります。
おすすめなのが、手作りの「赤紫蘇ジュース」(300円)。
てんさい糖で控えめに甘みをつけ、暑い日でも爽やかな後味を楽しめます。
「まずはやってみないと分からないけど、美味しいって喜んでもらえるものを出したい」
田村さんの言葉には、料理への真っ直ぐな想いがにじみ出ます。
家族の絆と想いが詰まった、小さなおむすび屋さん。
そこには、食べる人を笑顔にする魔法があります。今後は、娘さんの手作りパンも販売予定です。
お店は月見台住宅の緑に囲まれた高台の一角にあります。
美しい海を望む絶景と青空、さわやかな風を感じながら、おむすびを片手にゆったりとした時間を過ごせます。
食と景色、そして人の温かさが一体となった場所、月見台でしか味わえない“小さな贅沢”を、ぜひ堪能してみてください。
取材日 2025/7/6
※掲載されている商品・情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information
おむすびゆら
住所 神奈川県横須賀市田浦町1丁目54番地 D22
営業時間 11:00〜16:00 (祝日も営業)
定休日 月曜〜金曜
アクセス JR田浦駅から徒歩15分
URL https://www.instagram.com/omusubiyura?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=Mzdpb3F1c2ZmNGhz
Writerうみのとなり
ライター歴5年 「横須賀っていいな」「行きたいな、住みたいな」と思ってもらえる情報を発信しています。 地元の美しい自然・歴史・地域のあたたかさと魅力を伝えたい!Yahoo!ニュースライター 500件以上取材実績あり。地域クリエイター月間MVA2024年11月、7月、2023年7月連続受賞。
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