横須賀・秋谷の地で130年以上の歴史を紡いできたシラス漁の名門「紋四郎丸」。 直売所で、釜揚げシラスと並んで多くの人々を虜にしているのが自家製「しらすの佃煮」です。
横須賀・秋谷の地で130年以上の歴史を紡いできたシラス漁の名門「紋四郎丸」。 直売所で、釜揚げシラスと並んで多くの人々を虜にしているのが自家製「しらすの佃煮」です。
たっぷりのしらすを、かつお節と昆布、白ごまとともに、醤油や砂糖などを合わせたオリジナルの味付けで丁寧に煮込んでいます。かつお節の豊かな香りと醤油のコクが広がり、ひと口で食欲をそそる味わいです。
この佃煮をいちばん美味しく味わう方法として、店主が迷わず勧めるのは、やはりご飯のお供です。炊きたての白いご飯に、甘辛く炊き上げられた佃煮をそっとのせていただきます。お米のやさしい甘みと、佃煮の濃密なコクが口の中で一体になる瞬間は、至福のひとときです。さらに、おにぎりの具にすれば冷めても風味豊かで、行楽やお弁当にもぴったり。お茶漬けにすれば、かつお節と昆布の旨みがふわりとほどけ、さらさらと箸が進みます。
秋谷にあるしらす専門店「紋四郎丸」は、130年以上の歴史を持つ、知る人ぞ知るしらす漁師の店です。店主の悴田烈さんと奥様、そしてスタッフが力を合わせて営む、あたたかくアットホームな雰囲気が魅力です。
この佃煮のレシピは、実はお客さんが手作りして持ってきてくれたのが始まり。そのあまりの美味しさに驚き、正式に紋四郎丸の商品として販売されることになりました。
仕込みは一度に3ケース分。パックにしておよそ80〜90個を、手間を惜しまず丁寧に作り上げています。大量生産では決して真似できない、一つひとつに真心を込めた手作りの味わいが魅力。
店頭に並ぶと、わずか数日で売り切れてしまうほどの人気ぶりです。
漁師にとって一番の大変さは、何よりも「海は先が読めない」こと。「今日獲れても明日は全くゼロという時もあるし、逆に今日がゼロでも明日は大漁ということもあります」と話します。毎朝、日の出と共に海へ出るに漁師にとって、一日の始まりは常に予測不能な挑戦です。だからこそ、大漁の日は何よりも嬉しいそう。1月から3月までの禁漁期間中には、船や網のメンテナンスをして過ごすそう。あっという間に次の漁の時期がやってきます。
悴田さんが穫ってきた、しらすは、奥様やスタッフたちの丁寧な仕事によって、全国のお客様に届きます。130年の歴史を背負う紋四郎丸。その店先に並ぶ新鮮なしらすには、三浦の豊かな海と、そこに関わる人々の温かな「想い」が凝縮されています。一口食べれば、秋谷の潮風と人々の笑顔が目に浮かぶような、心まで満たされる味わいです。しらすの佃煮のほか、釜揚げしらす(小 600円・大 1,200円)、しらす干し(600円)は直売所で販売中です。地方発送も可能です。
取材日 2025/12/17
※掲載されている商品・情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
Information

秋谷漁港 紋四郎丸しらす直売所
住所 神奈川県横須賀市秋谷 1-8-5
電話番号 046-856-8625
営業時間 8:00~17:00(禁漁期間:1/1〜3/10は8:00~14:00)
定休日 不定休
アクセス 逗子駅から京急バスで約25分「前田橋」下車 徒歩8分
URL https://www.instagram.com/monshiroumaru/

Writerうみのとなり
ライター歴5年 「横須賀っていいな」「行きたいな、住みたいな」と思ってもらえる情報を発信しています。 地元の美しい自然・歴史・地域のあたたかさと魅力を伝えたい!Yahoo!ニュースライター 500件以上取材実績あり。地域クリエイター月間MVA2024年11月、7月、2023年7月連続受賞。

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